野原正勝の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(野原正勝君) お答えいたします。
タクシー運転者の賃金制度は、その業務の性格上固定給制度だけの企業は少なくて、固定給と各種の歩合給との組み合わせでやっている企業が多いのであります。この歩合制の給与制度のうちで極端に刺激的な累進歩合制をとっておるところ等が運転者の過労の原因であり、また交通事故に結びついていく弊害が多いのでありますが、労働省におきましては、昭和四十二年以来、自動車運転者の労働時間等の改善基準に基づきまして監督指導を行なってきたところでありますが、その結果、事態がおおむね改善をいたしまして、昭和四十三年当時は累進歩合給制度をとっていた企業が全体の五三%であったのでありますが、昨年の七月には三%まで下がっており、現在ではほとんどなくなっておるというような状態で、その意味では非常に改善を見たわけでございますが、御指摘のとおり、なかなかこの問題につきましてはむずかしい問題でありまして、今後も重ねて改善を進めてまいりたいと考えております。