上原康助の発言 (外務委員会)

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○上原委員 次に、共同声明との関係で質問いたしたいわけですが、先ほども大臣の御答弁がありましたが、いわゆる沖繩の施政権返還にあたって、県民を含む国民の立場で、いろいろの疑惑なりあるいは本土政府がいま絶えず強調なさっておられる核抜き本土並みということとはうらはらに、核つきで返還されるのではないかという疑問を持っております。また私も、核抜き本土並みになるという政府の考え方なりその姿勢に対して多くの疑問を持っております。先ほど、共同声明の第八項で核抜きになるということを明らかにされていると言いますが、第八項に核抜きという表現は全然ありません。また本会議での私の質問に対して、総理も非核三原則は復帰後沖繩に適用されるという御答弁をいただいたわけですが、しかし非核三原則を確実に適用するということも共同声明には見当たらないわけなんです。それと、現実に大量の核兵器が沖繩の基地に貯蔵されておるというのは、これはもう否定できない事実であります。そういう面から考えて、ほんとうに核抜きの形での返還というものが実現をするのかどうか。共同声明の内容にそういう文句はありません。さらにジョンソン証言と相関連させて、ますますこの面に対する国民の疑惑というものがいま生まれてきております。そこらはもっと国民の納得のいく、県民の理解できる政府の姿勢というものがあらわれて初めて核抜きというものも実現をすると思いますが、いま一度、私が申し上げた県民の不安なりあるいはジョンソン証言なり共同声明にそういう文句がない、表現がないということとの関連において、直接交渉に当たった大臣として、どういう立場でそういう核抜きというものが打ち出されているのか、これに対して明確な御答弁をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 106403968X00119701204_029

発言者: 上原康助

speaker_id: 26762

日付: 1970-12-04

院: 衆議院

会議名: 外務委員会