戸叶里子の発言 (外務委員会)

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○戸叶委員 ぜひそういうことを強く申し入れていただきたい。
 そこで先ほど、今回の事件で検挙された人は全部釈放された、しかし事態の推移によっては変わることもあり得るということを大臣がつけ足されました。私はそのことがちょっとひっかかったわけですけれども、今後において何らかの、アメリカのランパート高等弁務官がいろいろと調査をして、そしてこの人たちはもう一度検挙しなければならないなんというようなことが出てくるかもしれない。そういうことがあり得るのかどうかと思って私は心配して聞いたのですが、そういう場合にも決して軍法会議なり民政府の裁判には付されないのだということをはっきり私は日本の政府としてくぎをさしておくべきではないか、こう考えますが、この点は大臣はどうお考えになるか、これが一点。
 それから時間がないですから続けて伺いますが、先ごろなくなられました森長官が、かつて教育権だけでも沖繩から分離してというような話も出ましたけれども、これはそれよりももっと大きく施政権の返還になったわけですが、そこで今回の事件を考えまして、多くの人たちが、裁判管轄権の問題で、日本側に移すべきだという意見が強いわけです。それで一年半後に返されるとしても、それまでの間にいわゆる分離ということではないですけれども、地位協定の十七条の裁判管轄権だけでも今日沖繩に適用させるようにという交渉を始められたらどうかと思いますが、この点についてどうお考えになるか。
 それからもう一点は、大統領行政命令というものがあるために裁判権が日本にないわけですが、この十節も改正するようという話し合いをぜひ私はこの際やって、そして裁判管轄権の問題を解決してほしい、こう考えますけれども、こういう点に対しての大臣のお考えをお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 106403968X00319701224_026

発言者: 戸叶里子

speaker_id: 28324

日付: 1970-12-24

院: 衆議院

会議名: 外務委員会