藤木栄の発言 (公害対策特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○藤木政府委員 お答え申し上げます。
航空機基地の雑音、騒音対策としましては、従来ラジオ、テレビといったものが、よく聞こえ、よく見れるようにするというのが私どもの基本的な考え方でございまして、そのために、NHK並びに民放の局を免許いたしておるわけでございますから、当然その方向で私どもも努力しておるわけでございますが、ただ、航空機というふうになりますと、これは物理的な手段としまして、その騒音をなくする、あるいはテレビのちらつきをやめるということは非常にむずかしいことでございますので、これは先生もおっしゃったようなことでございますが、NHKの受信料というものを減免するという措置を、従来講じてきたわけでございます。しかし、おっしゃいますように、NHKはいわば被害者でございまして、正しい電波を出しているのに飛行機によって妨害されるということでございますので、私どもとしましては、その原因者が当然負担すべきであるという立場で、従来関係方面と話し合いをしておりまして、これは来年度の予算になるわけでございますが、国際空港につきましては運輸省、いわゆる基地のほうにつきましては防衛庁というところで、それぞれ現在、いままで減免しておった額に相当する予算をいま要求している、そういう状態でございます。ただし、おっしゃいますように、これはただ減免するということだけでございまして、実際に聞くほうの側から、あるいは見るほうの側からしますと、依然として改善されないということになるわけでございまして、私どもも何らかの技術的な手段によりまして、そういった対策ができないかということをいろいろ検討しているわけでございますけれども、残念ながら、まだその決定的なものはいまのところないというわけでございます。
なお、民放につきましては、これは現在NHKと違いまして聴視料というものがございません。見るあるいは聞くほうの人はただで見ているというかっこうでございますので、民放のラジオあるいはテレビにつきましても、NHKと基本的な対策は同じでございまして、それに対する受信料の減免とかそういうものはいまのところないという状態でございます。