島本虎三の発言 (公害対策特別委員会)

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○島本委員 まずこれは長官にお伺いして、順次入ってまいりますが、長官は先ほど加藤委員から、まことにおほめのおことばをちょうだいいたしました。おそらくは満足であろうと思います。しかし私が言うのは、そういうような発想とそういうような努力、これは当然買います。当初、長官が就任された際に、無過失賠償責任の立法については、これは身をもって行なうことを宣言いたしましたし、その際には、被害者に対しましては漁業権を含む財産権も当然対象に入れてしかるべきだ、こういうような強力なりっぱな発言がありました。しかし、その後二度、三度質問すると、その辺がぼけてきておりまして、なかなか杳としてつかみがたいようなことになりつつある。そうじゃないと私はいまでも思っておりますから、発言は発言として、いませっかくあなたがアピールしてきたそれは、あなたに対する称賛であると同時に期待であります。その期待を裏切らないようにするのが当然あなたに課されている義務でありますから、その点だけお忘れにならいように願いたい。
 それと同時に、八月の十日にこれは赤どろの問題で同じく質問したことがございましたが、そのときの長官の態度、これはまことにりっぱであります。それはやはり害があろうとなかろうと、海に捨てるべきものじゃない、陸上処理を第一にする、こういうようなりっぱな発言がありました。しかし最近になると、これはやむを得ない場合は海に捨ててもいたし方がない、こういうふうにまたこれも変わってきつつある。これじゃしかし、初めに言ったことは議事録に残っておる。残っておることを、あなたがもしそういうようにして変えるということになったら、大臣としての欠格条件としてまずあげられなければならない立場に立たされるわけです。幸いにして環境庁長官、いままでのこのはえある栄誉を保ってもらいたい、そのためには前言を軽々にして変えることは許されない、こういうように私は思うわけなんであります。御所見を承ります。

発言情報

speech_id: 106704207X00619711222_026

発言者: 島本虎三

speaker_id: 2814

日付: 1971-12-22

院: 衆議院

会議名: 公害対策特別委員会