山田久就の発言 (外務委員会)
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○山田(久)委員 本日は外務大臣のお時間もあるようで、時間もあまりありませんので、ほんのさわり程度というところで残念でありまするけれども、少しお尋ね申し上げたいと思います。
一つは、いまいろいろ進行しております日中国交正常化の問題でございまするが、むろん国交正常化そのこと自身につきましては、目下自民党においてもその方針には異存がない、こういうことでございます。しかし問題は、どのような条件で国交を一体調整するのかというこの条件の問題、これについてのわがほうの腹案というものが非常に重要なことだろうと考えるのであります。中国側では、すでにいわゆる三原則というようなものを従来示しておったようでございますが、この問題に対する対策——その後いろいろな柔軟な姿勢も見えるようでございますが、これに対するわがほうの態度、これを含めてひとつわがほうの折衝に臨む基本的立場、これについては十分慎重に、いろいろな情勢分析というものに基づいてしっかりやっていただきたい、こう思う。
ここで一つ要望しておきたいと思うことは、この基本的な条件についてのわがほうの腹案、これをつくり上げていくにあたりましては、単にこれまでの日中間の問題のあと始末という見地からばかりではなくして、あくまでも世界に平和を確立していきたいというわがほうの基本的な方針にもかんがみまして、日華百年の関係を定着化していく、こういう構想に基づいたものの中からわれわれの条件というものを求めていくということでなければならない、こういうふうに考えているわけでございますが、これらの点についての外務大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。