山田久就の発言 (外務委員会)
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○山田(久)委員 さらにこれは私からの今後の折衝に臨んでの要望でございますけれども、実際上外交交渉というのは相手のあることで、いわば相互の歩み寄りというようなことでございましょう。が、同時に具体的な手段、方法を考えていく上については、十分これを取り巻くいろいろな国際関係というものをやはり入念に分析して、その分析の上に立脚しなければならないと思う。そういう意味においては、今後われわれが北京との折衝に臨むにあたっては、対米関係、対ソあるいは対台湾、その他隣接諸国との間の、予想し得る十分な外交的な根回しということについては、十分留意していただきたい。これはむろんおやりになっているとは思いますけれども、特にこのことを希望しておきたいと思うのでございます。と同時に、御承知のように共産圏におきましては、内政というものと外交というものは非常に、というよりはむしろ不可分の関係に立っていることは御承知のとおりでございます。中国においてはここ数年の間に劉少奇の事件、文化大革命、また近くは林彪問題というような内政上の大きな変動が起こっておる。こういう点を踏まえての中国の情勢の分析というようなことについても、十分これに対処される必要がある、こう考えます。デリケートな問題でございますから、これについてのいろいろな点についてのお答えをいただこうとは思いませんけれども、こういう点の必要性ということについては、ひとつ十分お考えいただきたい、こう考える次第でございますが、念のためにひとつ御意見を承っておきたいと思います。