大平正芳の発言 (外務委員会)

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○大平国務大臣 日ソ間の平和条約締結交渉につきましては、ことしの一月来日されましたグロムイコ外相と私の前任者の間で合意ができまして、今年中に開こうじゃないかということになっております。したがって、それを受けまして、先般、九月中に予備交渉をやろうということで、両国の合意を見ております。予備交渉におきましては、本交渉の時期、場所、それからどういうレベルでやってまいるかというようなことについて打ち合わせる予定にいたしております。
 それから第二の御質問でございますが、ソ連の対日論調というようなものがあればという話でございますが、本年一月のソ連外相の訪日以後、日ソ間の協力関係を強調した論調が多く見受けられました。従来見られたような対日非難は一時影をひそめていたように見受けられますが、最近に至りまして、日本の軍国主義に言及したり、北方領土の問題につきましては、これは戦後の国境を修正しようとする日本の若干の政治家の露骨な試みであるという、警戒的な論調も見られないではないという状況でございます。

発言情報

speech_id: 106903968X00219720810_012

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1972-08-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会