大平正芳の発言 (外務委員会)

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○大平国務大臣 いまの政府としては、御案内のようにこの問題に政府の責任で取り組む決意を表明いたしまして、その検討にいま入っておるところでございます。
 段取りといたしましては、国交正常化に伴う基本的な諸問題を十分究明しなければならないわけでございまして、私どもはその仕事にいま全力をあげておるところでございます。と同時に、この問題は先ほど山田委員にもお答え申し上げましたとおり第三国との関連も持っておる問題でございますので、そういった点も十分検討しておかなければならないと考えておるわけでございます。しかしこの問題の日中間の交渉のスタートというものは、政府首脳と先方との間の公式の接触から始まるわけでございまして、いま世上でもいわれておりまするように、田中総理の訪中という問題が取りざたされておるのもゆえなしとしないと思うのでございます。したがって、田中総理の訪中ということになりますと、いま私どもが検討いたしておりまする基本問題につきまして十分の検討を遂げねばなりませんし、国内的にもいろいろの調整を必要とすることでもございまするし、いま的確にいつごろどうするというようなことを、率直に申しましてお答えできる段階ではないことを御承知願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 106903968X00219720810_016

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1972-08-10

院: 衆議院

会議名: 外務委員会