加藤陽三の発言 (内閣委員会)

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○加藤(陽)委員 その点は了解いたしました。私はやはり、平和時というのは、将来の極東の緊張が緩和をし日米安保条約の問題もだいぶん変わった形になった場合を想定しての防衛力の策定かと思ったのでありますけれども、いま長官のおっしゃるようなお考えなら了承できるわけでございます。
 そういたしますと、長官、今度の四次防でも、漸進的に防衛力を整備するというふうなことが三次防の引き続きとして書いてございますが、昭和三十二年にきめられました「国防の基本方針」には、第三項に、「国力国情に応じ自衛のため必要な限度において、効率的な防衛力を漸進的に整備する」と、こうあるわけですね。「国力国情に応じ」、非常にこれは広い意味のことばでございますが、「国情に応じ」というのはわかりますけれども、いまの平和時における防衛力の限界をきめようという段階になりますと、国力に応じて防衛力を漸進的に整備していくというこの「国防の基本方針」と少し抵触すると言ってはなんですが、変わってくるのじゃないかというような気がするのですが、その点はどうお考えになりますか。

発言情報

speech_id: 106904889X00519721011_020

発言者: 加藤陽三

speaker_id: 7111

日付: 1972-10-11

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会