川崎精一の発言 (建設委員会)

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○説明員(川崎精一君) 資料がちょっと間に合いませんので、恐縮でございますが、後ほどお届けするようにいたします。
 秋雨前線豪雨及び台風二十号による被害の状況につきまして、概要を御報告申し上げます。
 九月の十四日から十六日にかけての秋雨前線による集中豪雨並びに九月十六日から十七日にかけましての台風二十号による暴風雨によりまして、建設省所管の公共土木施設につきまして、七月豪雨に比べますと、被害はかなり小規模でございますが、かなりの被害が発生しております。
 まず、各地の降雨量でございますが、北海道の登別で連続雨量が六百六ミリ、千葉県の館山で同じく三百十五ミリ、三重県の尾鷲で六百二十七ミリ、奈良県の上北山で四百九ミリ、高知県で五百三十五ミリといったような降雨量を記録しております。
 これに伴います一般の被害は、昨日十二時現在でございますが、死者四十一名、行くえ不明七名、家屋の全壊が百八棟、半壊が二百七十八棟となっております。
 なお、これに伴います公共施設の被害の概況でございますが、建設省所管にかかるものにつきまして、合計二百六十五億八千七百万円の被害が現在報告されております。そのおもなるものは、公共土木施設の中で直轄河川につきましては、一級河川の利根川ほか三十八河川がいずれも計画水位を越える出水となりまして、二百十五カ所、六十四億八千万円の被害が出ております。なお、直轄砂防におきましても、北上水系、阿武隈水系等三カ所、一億八百万円の被害が出ております。なお、直轄の道路につきましては、国道一号線ほか八路線、個所数で三十三カ所、計二億八百万円の被害が出ております。
 次に、補助災害でございますが、北海道ほか三十三都道府県及び四指定市から個所数で九千七百七十八カ所、百九十七億三千九百万円にのぼる被害が報告されております。
 次に、都市施設の関係でございますが、その被害は千葉県ほか二県から十三カ所、四千三百万円の被害が報告されております。
 以上がおもなるものでございまして、対策並びに措置といたしまして緊急に復旧を要する河川の破堤、決壊あるいは道路の交通不能個所等につきましては、現在、応急工事を実施いたしましてはんらんの防止あるいは交通確保等をはかっておる次第でありまして、体制が整いますれば緊急に査定等を実施いたしたいと考えております。
 以上でございます。
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発言情報

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発言者: 川崎精一

speaker_id: 10256

日付: 1972-09-19

院: 参議院

会議名: 建設委員会