大津留温の発言 (建設委員会)

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○大津留政府委員 木材は昨年の八月ごろから価格が急騰いたしまして、昨年の年末に約二倍の価格にのぼりましたが、その後、いろいろ手を打たれました結果かと思われますが、やや落ちつきを見せまして、ことしの二月におきましては昨年の約一・九倍程度で、高いところですが一応落ちついてはおるようでございます。鋼材は昨年の十一月ごろから高騰いたしまして、これも二月に入りまして足踏み状態となり、今後鎮静化するものと見込まれております。セメントがことしの二月に入りまして中国地方、東海地方を中心に需給が逼迫いたしまして、これは価格というよりは品物が手に入らないということで、工事にたいへんな支障を来たしております。
 本年度の建設省関係の公共事業は総体的には順調に推移してまいってきたわけでございますが、ただいま申しましたような資材の関係等もございまして、現在のところ、各地方から速報をとりました結果によりますと、年度内に消化ができずに来年度に繰り越しをせざるを得ないというのが、全体の事業量の約四・七%程度になろうかと見込まれております。これは全部が全部資材のためというわけではございませんで、やはり用地の取得が困難だとかあるいは地元との話がつかないということによるおくれも相当ございますが、この資材関係を理由とする繰り越しが繰り越し全体の約一二%程度を占める見込みでございます。全体としては以上のようでございますけれども、特に憂慮されますのは災害復旧事業、特に国民生活上急がれる災害復旧事業につきましての繰り越しが約六十億程度出る見込みでございますが、その大半の理由がセメント等の資材不足というので、これの理由によるものが約八〇%に達するという見込みでございます。

発言情報

speech_id: 107104149X00819730328_003

発言者: 大津留温

speaker_id: 26306

日付: 1973-03-28

院: 衆議院

会議名: 建設委員会