福岡義登の発言 (建設委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○福岡委員 二百七十万トンの必要量に対して十万トンぐらいのやりくりができぬということがおかしいと思うのですよ。協議会を持っていろいろやっておるというけれども、協議をするだけでその対策が具体的になされなければ意味がないのです。たとえば、調べてみますと非常に問題がありますのは、あるメーカーの広島県に営業所があるのを調べましたら、十一万トン要求しておるのに八万一千トンしか手配されない。しかも、この十一万トン対八万一千トンは絶対量が足りないからさておくとしても、八万一千トン来たものが実際に販売店その他に出ていっておるのは三万一千トンしかない。あとの五万トンというのは本社指示という、たとえば日本鋼管福山製鉄所の関係、あるいは本社契約分として新幹線関係が一万トンである。それに直営というのがあるのですな、これが二万三千トンで、一般販売店に出回るのはわずか三万一千トンしかない、こういう状態なんですね。ですからほんとうにこの十万トンのセメントを確保しようとすれば、これらを押える、あるいはこの直営という中に公共事業、建設省関係その他が入っておると思うのですが、そういうものをある程度落として災害地に持っていくというような手だてをせなければいかぬわけですね。——通産省、入りましたか。——たった十万トンぐらいが手配できないかどうかという問題なんですよ。いまに始まったことじゃないわけですね。二月ごろからもうはっきりしておるわけですよ。会計年度にまたがることは、繰り越しというのは会計年度は次年度という意味だと思うのですがね、それはそう問題ないと思うのです。問題は次の出水期までに完全に災害復旧できるかどうかということが問題なんですよ。だからまだ相当期間がある。十万トンのセメントが確保できるなら問題は解決するわけでしょう。だからそういう具体的なことができないのか。一般の急がない民間のそういう事業関係のセメントを繰り延べるとかあるいは公共事業を繰り延べるなどいたしまして、十万トンぐらいのセメントの手配がつかぬかということが問題なんですよ。
 それから、通産省来たらまた聞きますけれども、通産省が三月九日に私のところにこういう資料を持ってきているわけです。中国関係で三月分七十万トン手配いたしました。そのうち三十五万トンは中国管内のセメント工場から送ります。あと三十五万トンはその他の地区、主として九州方面の工場から送りたいと思います。合計七十万トンの手配をいたしました、こういってきておるわけです。そのうち、広島県の北部あるいは島根県の山間部、去年の集中豪雨で非常に被害がひどかったところなんですが、その三次市関係に四万トン手配いたしました。その内訳は、建設省工事で六千トン、県関係土木あるいは農業災害その他含めてだと思うのですが、三万四千トン手配いたしましたと、こう三月九日にいってきているわけです。相当潤うだろうと思って期待しておったのですが、その後現地の実情を調べてみましても——いま通産省窯業建材課長が来たそうですが、いまの数字は窯業建材課長が私のところに明らかにした数字なんです。ところが実際にはそれが対処されていないのです。ですから、この問題であまりやりとりをしても時間が惜しいのですが、結論として、十万トンのセメントというものを、たとえば建設省が直接手配する、別ワクで現地に送る、そういうような積極的な、しかも具体的な手だてをすることができないのか。ここだけ責任を持って処理してもらえばいいのですが、その見解を……。

発言情報

speech_id: 107104149X00819730328_014

発言者: 福岡義登

speaker_id: 30457

日付: 1973-03-28

院: 衆議院

会議名: 建設委員会