原野律郎の発言 (建設委員会)

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○原野説明員 最近セメントの需給が非常に逼迫しておりまして、関係各方面にいろいろ御迷惑をおかけしていることを申しわけなく思っております。私どもは過般来、このセメントの需給逼迫の緩和のためにセメント業界と数次にわたり対策も協議しておりまして、いわゆる生産、出荷の増大並びに輸出の内需への振りかえ、あるいは災害復旧、治山治水等の公共工事への優先出荷その他いろいろの対策を練っておりますが、さらにどうしても国産のセメントだけでは間に合わない分につきましては韓国、台湾等からの輸入ということも考えて、これを要請しておるわけでございます。しかし、従来中国地方を中心といたします一部地域に限られておりましたセメントの需給逼迫が、現時点におきましては、過般の順法闘争の影響等もあるわけでございますが、全国的に波及しておる状況にございまして、私どもはそれぞれその地域の実情に応じました具体的な対策をとっていく必要があるというふうに考えまして、特にセメントにつきましては去る二十二日に中央需給協議会を発足いたしまして、さらにこれに加えまして各地方通産局ごとに需給協議会というものを組織して、それぞれの地域における実情に応じた対策を協議するというふうに進めてまいっております。それで、その中の中央需給協議会の対策といたしましては、従来から進めておりました各種の対策を徹底させるということのほかに、災害復旧あるいは治山治水というような緊急かつ重要な公共工事につきましてはできるだけその発注を事前に連絡していただこう、あるいはその発注計画をできるだけ平準化していただくことというような各種の問題につきまして、特に建設、運輸、農林、通産という四省によります小委員会を設けまして、そうした問題を今後検討していきたいというふうに対策を定めております。以上のような各種の対策をとって、この需給緩和のためにつとめてまいっておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 107104149X00819730328_017

発言者: 原野律郎

speaker_id: 24391

日付: 1973-03-28

院: 衆議院

会議名: 建設委員会