北川力夫の発言 (社会労働委員会)

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○北川(力)政府委員 中医協におきます今回のトラブルは私どもも非常に残念に思っております。今回の中医協の論議は昨年秋から始まりました次の診療報酬の改定ということに関連してでございます。
 簡単に経過をたどってみますと、昨年の九月から始まりまして、診療担当者側からは、昨年二月改定の際の中医協の建議書にもございました、いわゆる経済変動に対応する診療報酬の改定、また医薬技術の進渉に対応する診療報酬の改定ということを受けまして、いわゆるスライド制の問題と、かたがた点数診療報酬の不合理是正ということが提起をされたわけであります。支払い者側からは診療報酬の適正化という問題の中でのいわゆるスライド問題ということと、より大きくは薬価基準の適正化問題が提起をされました。
 そういうことで年が明けまして、大体毎月二回交互に議論が行なわれまして、四月の終わりには双方の審議も相当に煮詰まった段階になってまいりまして、連休が明ければ何とか結論に近づこう、こういうような論議が中医協の場では行なわれておったわけであります。そういうことで五月になりましてからの状況は、むしろ論議が相当に尽くされておりましたので、会長が中心になって診療担当者側の意見を聴取し、また支払い者側の意見を聴取して、いわゆる最終的な両方の意見の調整に入っておったような実情でございます。そういう実情で五月の十日と十五日、あとまだもう一回十八日を予定いたしておりました途中で今回のような事態が起こったわけであります。
 したがって、今回のトラブルは長い経過もいろいろございますけれども、最後の段階におきましては会長のあっせんの段階で両方の主張の間の相違というものと、それから会長のほうにおける、このあっせんのいろいろな方法というふうな問題が——中医協の場は、利害関係がなかなか複雑にふくそうした場でございますから、そういうような問題を中心にして、相互に多少の理解の不十分、あるいはまた若干の行き違いというふうなものもございまして、そういう問題が結果的には調停の最終の段階で現在のようなかっこうでストップをしている、こういうのが現在までの経過並びに偽らざる実情であろうかと私どもは考えております。

発言情報

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発言者: 北川力夫

speaker_id: 13124

日付: 1973-06-15

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会