高橋幹夫の発言 (地方行政委員会)
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○高橋(幹)政府委員 今回の金大中氏に関する事件の問題につきましては、私ども警察庁あるいは警視庁におきましても、金大中氏についての政治的な立場であるとかあるいは政治的ないろいろな関係については、ある程度了解をしておったわけでございます。ただ、具体的な問題として、金大中氏についての、非常に危険であるというような状況の問題であるとか、金大中氏自身が非常に危険の問題があるというようなことについては、残念ながら、私どもは承知いたしておらなかったのであります。しかし、金大中氏については、一般的な問題として、また、同時に、警視庁の当局者としては、相当の関心を持っておったことはいま申し上げたとおりでございます。しかし、七月十日以降につきましては、その所在について明確に把握することができなかったということが非常に残念なことでございましたし、また、同時に、金大中氏から具体的な私のほうへの連絡というものがなかったということが非常に残念なことでございました。したがって、今回のいわゆる警護、警戒の問題につきましては、一般的には、私どもが直接、間接については関心を持っているわけでございますけれども、いま申し上げたような情報というものについて明確に把握をしなかったというようなことから関連をして、残念ながら、今回の事件が発生したわけでございます。したがって、警戒、警護の問題につきましては、結論的には十分でなかったという点についてはございますが、当時の状況から見て、その点については御了解を願いたい、こういうふうに思うわけでございます。また、今後の問題につきましては、警戒、警護の問題については、今回の事件等に関連をして、いろいろな角度からもう少し検討を要する、あるいは反省をしていくという問題については、いま申し上げたように、結果論から見て私どもはそういうふうに理解をしておりますので、今後とも努力をしてまいりたい、こういうふうに感じておる次第でございます。