島田安夫の発言 (地方行政委員会)
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○島田(安)委員 さいぜんからの答弁を聞いておりますと、金氏ほか関係者の再来日ということがどうしてもこの事件解明のポイントである、かぎであると、このような答弁を聞かされるわけですが、そうしますと、もしかりに今回の事件で――金氏が自宅で最初の記者会見をいたしましたときに、新聞に出ておったのですけれども、日本海の途中で追っぽり出されるかと思った、沈められるかと思ったというようなことが出ておったのですが、今度の事件で、たとえば金氏の生命が失われたということを想定しますと、いまの答弁を聞いておりますと、関係者が生きておるのだから、これに丁重に事件の聞き取りをしなければ解明ができない、捜査が進まないということだが、これではどうもおかしいではないか。では、死んでおったらどうするのですか。たいへんな不祥事があったけれども、韓国の野党の大物が一人事件によってなくなった、けれども、関係者である当人が死亡したために捜査はできません、こういうことなんですか、警察は。少し酷なようですけれども、捜査というのは、なるほど慎重も必要です。特に国際事犯、政治的な色彩の強い今回の事件ですから、周到な捜査も必要ですけれども、日本のどこの港で――大阪周辺ということは大体示唆されておるが、どこの国籍の船を使って出航したのか全然わかりません、金氏が再来日して、聞いてみたら、あるいはもうちょっとわかるかもしれませんというのでは、国の内外を問わず、一つの大きな政治問題、あるいは人道的な問題、あるいは法秩序の維持の問題等、こうしたいろいろな問題が提起されておる今日の段階において、どうも私は納得しかねる。全然手がかりはないのか、若干でもあるのか、一口でいいから、お聞かせ願いたい。