木下元二の発言 (内閣委員会)

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○木下委員 それでは伺いますが、昭和四十五年九月九日、当時の中曽根防衛庁長官は、レアード米国防長官と会談をいたしております。その際、いろいろ言われておるのでありますが、引用いたしますと、「自衛隊は極度な医官の不足に悩んでいるので、防衛医科大学校設置を決定した。そこで、極東に駐屯または来訪する米軍軍医チームの協力、特に教育、レクチュア、手術デモンストレーション等への支援または参加を考えてほしい。そうすれば、米軍の優秀な軍医技術、近代医学のノーハウが防衛医学の進歩、向上に役立つとともに、優秀な日本の青年を自衛隊に引き寄せることができると思う」、こう言っているのです。「米軍の優秀な軍医技術、近代医学のノーハウが防衛医学の進歩、向上に役立つとともに、優秀な日本の青年を自衛隊に引き寄せることができると思う」、こういうふうに、米軍の協力を要請いたしております。さらに、中曽根長官は、四十五年十月十二日の参議院内閣委員会で、質問に答えましてこう言っております。「この間私が米国へ参りましてこの防衛近代医学の連携につきましても先方の協力を要請しましたが、先方も快諾をいたしまして、次の防衛計画の中でこれを達成しようと思います」と言明いたしております。そして、すでに昭和四十年度から四十七年度までに、これは資料によりますと、陸海空合わせて二十八人米国へ研修派遣をいたしております。
 そこで伺いたいのですけれども、中曽根元防衛庁長官も言っておりますが、この防衛医学というのは、結局、軍事医学のことではないのでしょうか。先ほど何か軍陣医学と言われましたが、どちらでも同じでしょうけれども、軍事医学はないかのように言われますけれども、確かに辞典を引いてみましても、軍事医学という用語は出てきません。しかし、これはもう社会一般には通用していなくても、自衛隊の中で防衛医学なりあるいは軍事医学という、そういう概念がつくられているわけですね。確立をしておると思います。だから結局、あなた方が防衛医学というようなことを言われますけれども、これは軍事医学のことではないのですか。何か軍事医学ではない防衛医学であるというようなことを言われますけれども、実際にはそんな限界というものを医学の場面で引くことができるでしょうか。

発言情報

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発言者: 木下元二

speaker_id: 33616

日付: 1973-06-21

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会