小坂善太郎の発言 (内閣委員会)
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○小坂国務大臣 いま早急に具体的な方針を詰めておるわけでございますが、方向につきましては、いま私が申し上げたように、一つのルートの考えられるもの、たとえば鉄鋼のようなものについては、この場に緊急の措置としてカルテルを認めていくわけです。そのことによりまして、末端価格が幾らであるかということがわかるわけでございますので、異常な価格によって売りますものは、その高値で売ったことによってもうかったと思っても、それによって実はもうからなかったというような措置がとれるわけでございます。
それから、他のものにつきましては、やはりこれはなかなか全業種というわけにいかぬ点もございますけれども、末端において著しく不当な価格で売られていると思われるようなものにつきましては、その利益は当然にわかるわけでございますから、たとえばトイレツトペーパー等については蔵出しが幾らで、その途中の配給は幾らでということはわかるわけでございますから、その利益はひとつ、どういう形でございますか、税の形かよろしいのか、あるいは課徴金というような形がよろしいのか、これはいろいろ研究をしてもらいますが、何らかの形において国家に収納してもらうという考えでございます。
要するに、価格面から考えて、罰則というようなことでなくて、経済行為として利益を不当に得たと思われるものについては、その利益は国家に収納することによって、そういう行為が何ら利益のないものであるということを認識してもらうような、そういう方法をとろうということでございます。