木下元二の発言 (内閣委員会)

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○木下委員 いまは、もう千円札一枚があっという間になくなる、たいへんなインフレ状態であります。しかも、いままで物価が高騰してきたというだけでなくて、これからも上昇し続けることは、もうだれの目にも明らかであります。再勧告をしないで来年の勧告でこれらの点を考慮するというのであれば、もういまの労働者の生活実態、生活を守ることのたいへんなことを全く理解していないと断ぜざるを得ないと思うのです。これは一刻も猶予できない問題である、こう思います。
 たとえば自民党政府のエネルギー政策、高度経済成長政策あるいは外交政策等の破綻で石油危機という状況が生まれてきております。その対策に頭を痛めているのが実態であります。家庭用灯油について、政府は価格凍結ということをいっておりますが、実際には二倍近くの四百円以上で売られているというところもあるわけであります。七十一国会で寒冷地手当の支給額がアップされたわけでありますが、そのアップ額だけでは、もう灯油の値上げには追いつかないわけであります。寒冷地手当の支給地域だけに限らず、もう灯油の問題だけ見ましても、事は深刻であります。
 繰り返しますが、労働者の要求にこたえる再勧告をすみやかに行なうように強く要望いたします。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 木下元二

speaker_id: 33616

日付: 1973-11-16

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会