中曽根康弘の発言 (物価問題等に関する特別委員会)
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○中曽根国務大臣 その点は、われわれも実は心配しているところでありまして、二回目の円の調整でございますから担保力ももうなくなっておりますし、一番ひどいのはグローブ、ミットのようでございますね。それから、おたくの県あたりのケミカルシューズ等も、打撃を受けておるわけでございます。ともかく雑貨類が一番打撃が大きいようでございまして、この点については格段の措置をやっております。金融的な措置あるいは構造改善の措置等、おのおの県当局——この間も県の商工部長会議をやりまして、各県ごとに意見を聞き、こちらからもやるすべを教えたり、研究したり、相談し合っておりますが、そういう点では今回、前以上の力を尽くして努力はやっております。
それで、最近の報告を聞いてみますと、この前よりもいろいろな倒産とかなんとかいうケースは少ない。これはある程度、こういうことが起こるという覚悟があったという感じもしますね。それだけに、不況に入った人は異常な、深刻な不況にあるとわれわれは考えなければならぬので、そういう点は、商工部長会議あるいは通産局の会議等を通じて、いろいろ具体的な手を打っておるわけでございます。