大平正芳の発言 (本会議)
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○国務大臣(大平正芳君) 安保条約とその運用に関連してのいろいろな御指摘があったわけでございますけれども、安保条約は、一部の方々、とりわけ木下さんの属する政党からは絶えざる批判を受けてきたわけでございますが、この条約が締結されましてから二十年になりますけれども、この実績にかんがみまして、周辺の国を挑発したような実績はないばかりか、日本をめぐって緊張緩和の情勢もだんだんと定着しつつあるわけでございまして、安保条約の性格に関しまして、内外の評価がだんだんと定着してまいっておりますことは、御同慶にたえないと考えております。(拍手)
稚内基地の問題につきましては、総理並びに長官からも仰せられましたとおり、全く周辺の艦艇や航空機の発射するレーダー電波を捕捉することを目的とする受動的なものでございまして、地位協定のワク内におきまして、米軍の共同使用を認めて差しつかえないと考えたわけでございまして、社会主義諸国に対する軍事的挑発などということはゆめゆめ考えておりません。(拍手)
〔国務大臣奥野誠亮君登壇〕