服部安司の発言 (本会議)

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○服部安司君 ただいま議題となりました都市緑地保全法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
 本案は、都市における緑地の保全及び緑化の推進に関し必要な事項を定めることにより、良好な都市環境の形成をはかり、もって健康で文化的な都市生活の確保に寄与することを目的とするもので、そのおもな内容は次のとおりであります。
 第一に、都市計画区域内において良好な自然的環境を有する緑地のうち、一定の要件に該当するものについて、都市計画に緑地保全地区を定めることができるものとし、建築物の新築、宅地の造成等の行為については、都道府県知事の許可を受けなければならないこととしております。
 第二に、都道府県は、許可を受けることができないため損失を受けた者に対し、損失を補償するものとするとともに、許可を受けることができないため、土地所有者から土地の利用に著しい支障を来たすとの申し出があった場合には、その土地を時価で買い入れることとしております。
 第三に、国は、損失の補償及び土地の買い入れに要する費用については、その一部を補助することができることとしております。
 第四に、都市計画区域内における相当規模の一団の土地等において、その土地所有者等は全員の合意により、緑化協定を締結することができるものとし、その協定は、締結後当該区域内に土地を所有した者に対しても効力が及ぶこと等としております。
 本案は、去る三月十四日当委員会に付託され、三月二十七日建設大臣より提案理由の説明を聴取し、慎重に審議いたしてまいりましたが、その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。
 かくて、六月十二日本案に対する質疑を終了し、討論を省略して直ちに採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 なお、本案に対しましては、広域的、長期的観点に立った計画的な緑地保全の推進、土地買い入れ等に対する補助率、補助額の引き上げ等六項目にわたる附帯決議が付せられました。
 右、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 服部安司

speaker_id: 1213

日付: 1973-06-14

院: 衆議院

会議名: 本会議