田中角榮の発言 (予算委員会)

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○田中内閣総理大臣 私は、閣議にはかって防衛庁に指示したわけではございません。手続を経てやったわけではありません。私が各省大臣にいろいろな施策に対して、いろいろな案を勉強してみてくれと言うと同じ趣旨にいずるものであるということは、これは理解をしていただきたいのでございます。しかし、専門である防衛庁当局が答案を出したわけでありますから、この答案に対して、答案を求めた当事者である君はどうするかということになれば、私は、専門家の出したものに対しては、尊重し、妥当なものと存じますと、こう答えておるわけでございます。
 大体、国防会議にかけなければならないようなもの、こういうもの、政策として決定をし、国会の審議を仰ぐというような問題に対しては、こういう重要な問題は国防会議にかけ、閣議の決定をし、適法な手続のもとに国会に提案をされる、また法律的措置が行なわれるということでございますが、この平和時における防衛力の限界、防衛力の目標、防衛力のめどというようなものは、私が間々申し上げておりますように、一定の方程式もないし、計算の方法もない。しかし、平和時というものを一定に定義づけて、そして勉強してみましょう、こういうことで答案を出したものでございますから、私は、その答案に対しては、十分妥当なものだと思いますし、尊重いたしてまいりたいということを申し上げておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 107105261X00519730203_011

発言者: 田中角榮

speaker_id: 242

日付: 1973-02-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会