田中角榮の発言 (予算委員会)
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○田中内閣総理大臣 新しい装備をつくったり、また予算で五カ年計画をきめたりというような具体的な政策は、これは国防会議の議題とすべきでございます。で、適法な手続をとって国会に提案をしておるわけでございます。しかし、この平和時における防衛力の限界というものは、これは一つの条件を防衛庁が考えて、それでこれが戦時編成とか平時編成とかいうものではなく、平和時というものをどういうふうにしますか、平和時とはこういうものであって、一定に固定しておるんだということであれば別でありますが、そうではなく、国民皆さんから理解を示してもらうための一助にもと、とにかくめんどうなことであっても、平和時ということを一応規定して勉強できないか、防衛庁の立場で平和時というものを仮定して、その上に成り立つ平和時の防衛力の目標、限界というものを勉強してみましょう、こう言って答案が出たもの、これが国防会議の議題になるものである、また、しなければならないものであるということではないわけです。運動方針としてきちんと年間のものとしてきめるということであれば、これはもう当然正式な機関の手続を経なければならない。しかし、今度のものは、平和時というものを想定して、そして防衛庁で勉強してみてくれと言って出たもの、言うなれば私の要請に対する防衛庁の答えであります。これを国防会議にかけて、政府案として正式に決定をするという趣旨のものではないと、こう理解をしております。