岡部保の発言 (運輸委員会)

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○政府委員(岡部保君) この法律の原案をいろいろ協議いたしました際の責任者でございますので、私のほうからまず御説明をさせていただきます。
 ただいま先生の御質問のございました公害という問題、港湾公害防止施設というのの公害というのは、一体いかなる公害をさすのかという御質問でございますが、この公害の定義といたしましては、私ども特にこれこれのものだけに限定するという考えは持っておりません。いわゆる公害対策の基本的な考え方、基本法の考え方から申しましての公害という一般的な意味でここに使っております。
 ただ、具体的にと申しますか、現実的な内容というものにつきましては、水質であるわけでございます。現実に港湾の汚染の一番問題なのが水質の問題でございまして、何と申しますか、水の汚染という意味で私どもはこれを考えておる次第でございます。
 したがいまして、後段の御質問にございました、どういうことを考えておるんだという点について少し述べさせていただきます、現行法でも御承知のようにいわゆる港湾の区域内の、あるいは臨港地区におきましての港湾施設というものを良好な状態に維持するということは港湾管理者の業務でございますけれども、それ以外で現在では船舶航行に支障のあるものの除去というものは含まれておりますが、船舶の航行上特に支障のない、いわゆる一般の環境保全が含まれるかどうかという点については、現行法では明確ではございません。したがって、この改正案では、いわゆる水域の清掃その他汚染の防除というものを港湾管理者の業務として明定をいたした次第でございます。
 したがって、先ほど申しましたように、水に関係するということが主体でございまして、しかも現実の問題といたしましては、水に汚染を与えておるいろいろな物質の除去等についての問題を中心にしておる。したがって、こういうような廃棄物の処理のための焼却施設でありますとか、あるいは破砕施設でございますとか、こういうものを港湾施設として考え、そういうものの運営というものを港湾管理者の業務として新たにこれにはっきりつけ加えようというような考え方が中心でございます。

発言情報

speech_id: 107113830X01319730614_004

発言者: 岡部保

speaker_id: 25189

日付: 1973-06-14

院: 参議院

会議名: 運輸委員会