小林正興の発言 (運輸委員会)

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○政府委員(小林正興君) 先ほど申し上げましたこの二百六十一便の欠行の問題につきまして、その詳細について調査をいたしたわけでございます。
 それによりますと、現在、中鉄バスは岡山営業所ほか六営業所、全体であるわけでございます。二百六十一便のうち、二百三、九便というほとんどのものは総社営業所にかかる運行系統でございまして、ほとんどがこの営業所でございます。それからそれ以外に、勝山営業所が十二便、それから足守営業所が十便ということでございまして、岡山あるいは津山、倉敷という三営業所につきましては、欠便は出ておらなかったわけでございます。
 なお、二百六十一便のうち、五月四日に百一便という大量の欠便が出ておったわけでございます。したがいまして、これらの点について中鉄バス一般の問題というよりか、非常に各営業所ごとに特殊な事情がある、あるいはその時点におきまして欠便が非常に大量に発生した日の問題等、個別に内容を調査いたしたわけでございます。
 まず五月四日の百一便の欠便につきましては、四月二十七日の労働争議の際に傷害事件等が起こりまして、その余波がまだ引き続いておったようでございます。そういうようなことから、百一便につきましては、大量に運転手の勤務が確保できなかったというようなことであったようでございます。あるいは組合内部におきましていろいろな状況があったようでございまして、実際問題として、当日の勤務につき得なかったというように承知いたしております。それから、それ以外の、百一便を除いた以外のものは、一日当たりにいたしますと、少ない日で二便とか一便とかでございます。多くても十便前後というようなふうに毎日行なわれております。
 これらにつきまして、各日別に調査をいたしたわけでございますが、それによりますと、ほとんどの場合、乗務予定になっております運転手、または車掌が乗務直前に欠勤届けを出すというような事態のため、予備運転手の手配が間に合わなかったというような場合がほとんどでございます。こういった状況にかんがみまして、実態調査の結果、先ほど申し上げました改善命令というようなもののいわば前段階といたしまして、事業計画を確保するように直ちに口頭で、中鉄バスの社長に対しまして、欠便状況を解消するよう積極的に対処するような指示をいたしたわけでございます。
 その内容といたしましては、今後欠便状態がどういうふうに起こっているかということについて、なお実態を的確に把握して報告させるとともに、交代運転手、予備運転手の確保ということに一そう全力をあげる、なお、これは非常にむずかしい問題でございますが、労務管理、あるいは運行管理といたしまして、直前に欠勤届けを出すというような運行管理の状態では、欠便はとうていなくならないわけでございますので、そういった問題についての管理の強化といいますか、こういった点について指示をいたしております。
 現在は、そういった指示に基づきまして、四月から五月にかけての状況よりかは若干改善されてきておるようでございます。抜本的な対策としての報告はいまだ聞いておりませんが、その一つといたしまして、貸し切り車を減らすということによって、貸し切り運転手を乗り合いバスのほうに回すというような具体的な措置については、すでに報告をされておりまして、徐々に改善されつつあるわけでございます。

発言情報

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発言者: 小林正興

speaker_id: 15507

日付: 1973-06-19

院: 参議院

会議名: 運輸委員会