運輸委員会
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会
会議録情報#0
昭和四十八年六月十九日(火曜日)
午前十時十五分開会
—————————————
委員の異動
六月十八日
辞任 補欠選任
藤原 道子君 森中 守義君
六月十九日
辞任 補欠選任
岩本 政一君 中村 禎二君
—————————————
出席者は左のとおり。
委員長 長田 裕二君
理 事
江藤 智君
木村 睦男君
山崎 竜男君
小柳 勇君
委 員
岡本 悟君
黒住 忠行君
菅野 儀作君
橘 直治君
中村 禎二君
松平 勇雄君
渡辺一太郎君
伊部 真君
加瀬 完君
杉山善太郎君
森中 守義君
阿部 憲一君
三木 忠雄君
田渕 哲也君
国務大臣
運 輸 大 臣 新谷寅三郎君
政府委員
内閣法制局第四
部長 別府 正夫君
環境政務次官 坂本三十次君
運輸政務次官 佐藤 文生君
運輸大臣官房長 薗村 泰彦君
運輸大臣官房審
議官 原田昇左右君
運輸省港湾局長 岡部 保君
運輸省自動車局
長 小林 正興君
海上保安庁長官 野村 一彦君
労働事務次官兼
労働省労政局長 石黒 拓爾君
労働省労働基準
局長 渡邊 健二君
事務局側
常任委員会専門
員 池部 幸雄君
説明員
水産庁長官官房
参事官 前田 優君
—————————————
本日の会議に付した案件
○運輸事情等に関する調査
(中鉄バス株式会社の運営に関する件)
○港湾法等の一部を改正する法律案(内閣提出、
衆議院送付)
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この発言だけを見る →午前十時十五分開会
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委員の異動
六月十八日
辞任 補欠選任
藤原 道子君 森中 守義君
六月十九日
辞任 補欠選任
岩本 政一君 中村 禎二君
—————————————
出席者は左のとおり。
委員長 長田 裕二君
理 事
江藤 智君
木村 睦男君
山崎 竜男君
小柳 勇君
委 員
岡本 悟君
黒住 忠行君
菅野 儀作君
橘 直治君
中村 禎二君
松平 勇雄君
渡辺一太郎君
伊部 真君
加瀬 完君
杉山善太郎君
森中 守義君
阿部 憲一君
三木 忠雄君
田渕 哲也君
国務大臣
運 輸 大 臣 新谷寅三郎君
政府委員
内閣法制局第四
部長 別府 正夫君
環境政務次官 坂本三十次君
運輸政務次官 佐藤 文生君
運輸大臣官房長 薗村 泰彦君
運輸大臣官房審
議官 原田昇左右君
運輸省港湾局長 岡部 保君
運輸省自動車局
長 小林 正興君
海上保安庁長官 野村 一彦君
労働事務次官兼
労働省労政局長 石黒 拓爾君
労働省労働基準
局長 渡邊 健二君
事務局側
常任委員会専門
員 池部 幸雄君
説明員
水産庁長官官房
参事官 前田 優君
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本日の会議に付した案件
○運輸事情等に関する調査
(中鉄バス株式会社の運営に関する件)
○港湾法等の一部を改正する法律案(内閣提出、
衆議院送付)
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長
長田裕二#1
○委員長(長田裕二君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
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この発言だけを見る →委員の異動について報告いたします。
藤原道子君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
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長
小
小柳勇#3
○小柳勇君 本日は、岡山県の中鉄バスの問題について質問をいたします。
岡山県の中鉄バス、これは県下ほとんど独占的に大きな占有率を持つバス事業を経営しておりますが、いわゆる春闘の時期に賃金問題の交渉を中心にしてストライキが決行された。そのときにストライキを破るための暴力行為もあった。その場合に、団体交渉で和解のための協約をしたが、それを一方的に破棄したというような事件がありまして、私ども調査に行ったのでありますが、そのときに、労使間の問題だけではなくて、経営上に非常に欠陥があることが明らかになりました。たとえば、かってに欠行する、あるいは検査要員が少ないためにバスの検査が十分でない、したがってブレーキ装置などで非常に心配な点があるというようなことがわかりましたので、立ち会ってもらいました広島陸運局長に対しまして、立ち入り検査の要請などもして帰ったところであります。したがって、前半のほうではバス事業の実態について質問いたしまして、後半のほうで基本的な労働協約を締結しておきながら、一方的にこれを破棄しておる、こういうのが、現在なお紛争を引き起こしておりますから、その問題を質問いたしたいと思います。
前置きは以上でありますが、そこで運輸省に質問いたしますのは、まず岡山の中鉄バスの現在の経営実態について御報告を求めます。
この発言だけを見る →岡山県の中鉄バス、これは県下ほとんど独占的に大きな占有率を持つバス事業を経営しておりますが、いわゆる春闘の時期に賃金問題の交渉を中心にしてストライキが決行された。そのときにストライキを破るための暴力行為もあった。その場合に、団体交渉で和解のための協約をしたが、それを一方的に破棄したというような事件がありまして、私ども調査に行ったのでありますが、そのときに、労使間の問題だけではなくて、経営上に非常に欠陥があることが明らかになりました。たとえば、かってに欠行する、あるいは検査要員が少ないためにバスの検査が十分でない、したがってブレーキ装置などで非常に心配な点があるというようなことがわかりましたので、立ち会ってもらいました広島陸運局長に対しまして、立ち入り検査の要請などもして帰ったところであります。したがって、前半のほうではバス事業の実態について質問いたしまして、後半のほうで基本的な労働協約を締結しておきながら、一方的にこれを破棄しておる、こういうのが、現在なお紛争を引き起こしておりますから、その問題を質問いたしたいと思います。
前置きは以上でありますが、そこで運輸省に質問いたしますのは、まず岡山の中鉄バスの現在の経営実態について御報告を求めます。
小
小林正興#4
○政府委員(小林正興君) 岡山県内には、現在九社バス事業者がございまして、その総免許キロは四千四百キロにのぼっております。御指摘の中鉄バスは九百六十一・八キロの免許路線を持っておりますので、県下におきます路線の占有率は二一・九%でございます。車両数は百六十八両ございまして、従業員数は六百二十八名、昭和四十北年度の収支の状況は、バス事業におきまして、収入が十一億七千八百万円、経費が十一億三千二百万円、差し引き四千五百八十万円の黒字となっております。
以上でございます。
この発言だけを見る →以上でございます。
小
小柳勇#5
○小柳勇君 四、五年前、私このバス会社を調査に行ったことがあります。それは枝線が赤字であるからこれを廃止じたいという、その廃止に対し県民が非常に反対をした。また同時に労働者の数を減らしたい、いわゆる合理化でありますが、そういう紛争がありましたので調査に参ったことがあります。そのときに、赤字線に対しましては国が少し補助しなければなるまいということで、この中鉄バス及び四国の高知県バスに対しまして、同じような条件がありましたから、特に私も委員会などで発言いたしまして、国の援助、県の援助がなされるように、過疎地帯のバス営業が成り立つようにという発言をいたしまして、その後、それが取り入れられて、このバス会社に対しましても、国と県から補助がなされておると思いますが、その実態について御報告を求めます。
この発言だけを見る →小
小林正興#6
○政府委員(小林正興君) 補助金の状況でございますが、四十七年度実績で国から四百十二万六千円、県から千百八十二万六千円、市町村から千百八十五万一千円という実績になっております。
この発言だけを見る →小
小
小
小
小
小柳勇#11
○小柳勇君 過疎地帯で枝線を、赤字線区はほとんどやめたいという提案がありました。私ども実態を見に行きまして、そのときに市町村からも相当陳情がありまして、やめてくれるなという陳情がありました。国と県の援助は私も承知いたしておりましたが、市町村からの援助についていま初めて聞いたわけでありますが、過疎地帯のほうはあの時代から、たとえばいまから五年ぐらい前、昭和四十二年ぐらいの営業キロと現在の営業キロとの比較がわかりますか。
この発言だけを見る →小
小林正興#12
○政府委員(小林正興君) 過去五年間の資料によりますと、昭和四十三年度の免許キロは千二百二十一キロでございました。それが四十七年度におきましては千七十五キロ、約九二・四%というふうに路線の免許キロが減っております。
この発言だけを見る →小
小柳勇#13
○小柳勇君 このように、国や県や市町村から援助があって、バス会社を経営しておる。そのバス会社が、これはその一部、モデルですが、「急告」と書いて、「本日都合により左記の便を欠便と致します」、そして停止すると。そしてこの便が欠行されてしまう。この広告を出すのはいいほうでして、もう黙って欠行するそうです。今日もなお欠行するそうです。こういう問題を陸運局は掌握しておるのかどうか、お聞きいたします。
この発言だけを見る →小
小林正興#14
○政府委員(小林正興君) 先ほどの免許キロの問題は、これは路線の廃止の問題でございまして、それ以外に休止という制度もあるわけでございます。廃止は先ほど申し上げましたように、九二%程度に路線のキロが減っておりますが、一方休止キロは、逆に四十三年ごろから漸次ふえておりまして、四十七年度の実績では二百五十一キロという路線が休止されておるわけでございます。この休止は、当然道路運送法で休止の許可を要することになっておりますので、私どものほうで的確に把握いたしておるわけでございます。
なお、ただいま御指摘の欠行の問題につきましては、設定されたダイヤどおりに何らかの事情があって当日たまたまある便が欠行されるというような場合でございまして、これについては、定められた事業計画どおりに運行するたてまえになっておりますものが、事実上ある便が欠行するという事実問題でございまして、そのつどつどは把握いたすことは不可能であるわけでございます。
この発言だけを見る →なお、ただいま御指摘の欠行の問題につきましては、設定されたダイヤどおりに何らかの事情があって当日たまたまある便が欠行されるというような場合でございまして、これについては、定められた事業計画どおりに運行するたてまえになっておりますものが、事実上ある便が欠行するという事実問題でございまして、そのつどつどは把握いたすことは不可能であるわけでございます。
小
小柳勇#15
○小柳勇君 把握することは不可能といいましても、調査しましたのを一々資料を渡したらいいけれども、毎日の欠行がこんなにあるんですよ。これ、紙に十枚ぐらいありますがね、全部きまったダイヤがありますね。これに対する欠行がこんなに一これは最近のだけですよ。一カ月ぐらいの統計をとりましてもこんなにあるんですよ。国や県や市町村からこれだけの援助を受けてバスを営業しているものが、かってに、こんなに欠行するということは許せるのかどうかですね。この前に、広島の陸運局長も立ち会ってもらったかち、この実態をひとつ十分に調査しておいてくださいよと言ってあるが、調査してあるのかどうか。
この発言だけを見る →小
小林正興#16
○政府委員(小林正興君) 先ほど申し上げましたのは、一件一件欠便する際に、陸運事務所に届け出とか、あるいは許可とかという、そういう制度はないわけでございますが、先ほど申し上げましたように、突然バスの運行ができないというような便が出たために、結果的にかなりの欠便が出るということは各地であるわけでございますが、これについては、当然法律のたてまえ上、事業計画に定められた運行ダイヤを確保する義務が事業者にあるわけでございますので、私どもといたしましては、そういった欠便の状況が非常に多いという場合には、当然特別に調査をいたすわけでございます。
中鉄バスにつきましても、ただいま御指摘のように、欠便が多いではないかということでございますが、先般も、四月の労働争議に際しまして、そういった御指摘が関係方面からございましたので、急遽調査をいたしたものは手元にございます。これによりますと、御指摘のとおりでございまして、本年四月四日から五月二十二日までの調査によりますと、全体で二百六十一便欠行をいたしております。
この発言だけを見る →中鉄バスにつきましても、ただいま御指摘のように、欠便が多いではないかということでございますが、先般も、四月の労働争議に際しまして、そういった御指摘が関係方面からございましたので、急遽調査をいたしたものは手元にございます。これによりますと、御指摘のとおりでございまして、本年四月四日から五月二十二日までの調査によりますと、全体で二百六十一便欠行をいたしております。
小
小柳勇#17
○小柳勇君 このりっぱな時刻表というのがあります。これは公に告知してあるんですね。これも各区間の時刻表をきれいに印刷して、そしてこれは全部公式にわかっております。これに乗るために乗客が行きます。かってにこんなにたくさんの欠便をやられて、それでバスに乗ることができない。こういうのが許せるんですか。事業免許を与えて、公にこれだけの時刻表を告知して、そして運転している公のバス事業が、かってにこんな欠行をやるということについて許せぬが、何か罰則——いま私、道路運送法を見ようと思っているのですが、直接のいまあれがないようでありますが、罰則は、どういう罰則がありますか。
この発言だけを見る →小
小林正興#18
○政府委員(小林正興君) これは事業計画で定められたダイヤどおりに運行するという義務が事業者にあるわけでございますので、そのとおりになっていないという場合には、改善の命令をいたすことができるわけでございます。
この発言だけを見る →小
小
小林正興#20
○政府委員(小林正興君) 先ほど申し上げましたこの二百六十一便の欠行の問題につきまして、その詳細について調査をいたしたわけでございます。
それによりますと、現在、中鉄バスは岡山営業所ほか六営業所、全体であるわけでございます。二百六十一便のうち、二百三、九便というほとんどのものは総社営業所にかかる運行系統でございまして、ほとんどがこの営業所でございます。それからそれ以外に、勝山営業所が十二便、それから足守営業所が十便ということでございまして、岡山あるいは津山、倉敷という三営業所につきましては、欠便は出ておらなかったわけでございます。
なお、二百六十一便のうち、五月四日に百一便という大量の欠便が出ておったわけでございます。したがいまして、これらの点について中鉄バス一般の問題というよりか、非常に各営業所ごとに特殊な事情がある、あるいはその時点におきまして欠便が非常に大量に発生した日の問題等、個別に内容を調査いたしたわけでございます。
まず五月四日の百一便の欠便につきましては、四月二十七日の労働争議の際に傷害事件等が起こりまして、その余波がまだ引き続いておったようでございます。そういうようなことから、百一便につきましては、大量に運転手の勤務が確保できなかったというようなことであったようでございます。あるいは組合内部におきましていろいろな状況があったようでございまして、実際問題として、当日の勤務につき得なかったというように承知いたしております。それから、それ以外の、百一便を除いた以外のものは、一日当たりにいたしますと、少ない日で二便とか一便とかでございます。多くても十便前後というようなふうに毎日行なわれております。
これらにつきまして、各日別に調査をいたしたわけでございますが、それによりますと、ほとんどの場合、乗務予定になっております運転手、または車掌が乗務直前に欠勤届けを出すというような事態のため、予備運転手の手配が間に合わなかったというような場合がほとんどでございます。こういった状況にかんがみまして、実態調査の結果、先ほど申し上げました改善命令というようなもののいわば前段階といたしまして、事業計画を確保するように直ちに口頭で、中鉄バスの社長に対しまして、欠便状況を解消するよう積極的に対処するような指示をいたしたわけでございます。
その内容といたしましては、今後欠便状態がどういうふうに起こっているかということについて、なお実態を的確に把握して報告させるとともに、交代運転手、予備運転手の確保ということに一そう全力をあげる、なお、これは非常にむずかしい問題でございますが、労務管理、あるいは運行管理といたしまして、直前に欠勤届けを出すというような運行管理の状態では、欠便はとうていなくならないわけでございますので、そういった問題についての管理の強化といいますか、こういった点について指示をいたしております。
現在は、そういった指示に基づきまして、四月から五月にかけての状況よりかは若干改善されてきておるようでございます。抜本的な対策としての報告はいまだ聞いておりませんが、その一つといたしまして、貸し切り車を減らすということによって、貸し切り運転手を乗り合いバスのほうに回すというような具体的な措置については、すでに報告をされておりまして、徐々に改善されつつあるわけでございます。
この発言だけを見る →それによりますと、現在、中鉄バスは岡山営業所ほか六営業所、全体であるわけでございます。二百六十一便のうち、二百三、九便というほとんどのものは総社営業所にかかる運行系統でございまして、ほとんどがこの営業所でございます。それからそれ以外に、勝山営業所が十二便、それから足守営業所が十便ということでございまして、岡山あるいは津山、倉敷という三営業所につきましては、欠便は出ておらなかったわけでございます。
なお、二百六十一便のうち、五月四日に百一便という大量の欠便が出ておったわけでございます。したがいまして、これらの点について中鉄バス一般の問題というよりか、非常に各営業所ごとに特殊な事情がある、あるいはその時点におきまして欠便が非常に大量に発生した日の問題等、個別に内容を調査いたしたわけでございます。
まず五月四日の百一便の欠便につきましては、四月二十七日の労働争議の際に傷害事件等が起こりまして、その余波がまだ引き続いておったようでございます。そういうようなことから、百一便につきましては、大量に運転手の勤務が確保できなかったというようなことであったようでございます。あるいは組合内部におきましていろいろな状況があったようでございまして、実際問題として、当日の勤務につき得なかったというように承知いたしております。それから、それ以外の、百一便を除いた以外のものは、一日当たりにいたしますと、少ない日で二便とか一便とかでございます。多くても十便前後というようなふうに毎日行なわれております。
これらにつきまして、各日別に調査をいたしたわけでございますが、それによりますと、ほとんどの場合、乗務予定になっております運転手、または車掌が乗務直前に欠勤届けを出すというような事態のため、予備運転手の手配が間に合わなかったというような場合がほとんどでございます。こういった状況にかんがみまして、実態調査の結果、先ほど申し上げました改善命令というようなもののいわば前段階といたしまして、事業計画を確保するように直ちに口頭で、中鉄バスの社長に対しまして、欠便状況を解消するよう積極的に対処するような指示をいたしたわけでございます。
その内容といたしましては、今後欠便状態がどういうふうに起こっているかということについて、なお実態を的確に把握して報告させるとともに、交代運転手、予備運転手の確保ということに一そう全力をあげる、なお、これは非常にむずかしい問題でございますが、労務管理、あるいは運行管理といたしまして、直前に欠勤届けを出すというような運行管理の状態では、欠便はとうていなくならないわけでございますので、そういった問題についての管理の強化といいますか、こういった点について指示をいたしております。
現在は、そういった指示に基づきまして、四月から五月にかけての状況よりかは若干改善されてきておるようでございます。抜本的な対策としての報告はいまだ聞いておりませんが、その一つといたしまして、貸し切り車を減らすということによって、貸し切り運転手を乗り合いバスのほうに回すというような具体的な措置については、すでに報告をされておりまして、徐々に改善されつつあるわけでございます。
小
小柳勇#21
○小柳勇君 ちっとも答弁になってないんですよ。これだけ公に時刻表を発行して、たとえば汽車に例をとりますと、汽車の時刻表はきまっている。駅に行きます。お客は待っている、ホームに。列車が来ないならどれだけ社会問題として大きくなりましょうか。バスだって同じですよ。はっきりこれだけ時刻表を定めて、みなが待っている。この時間に行って待っている。かってに欠便する、ただ一枚の紙を張っただけで欠便するという、しかもそれに対して、私は五月十七日ですからね、調査に行ったのは。陸運事務所長もちゃんと私の目の前におって、それを調べてくださいよと言ってある。その後、なおはっきりした勧告もしてないようですね、改善命令も出てないようだ。口頭では言ったようでありまするが、はっきりした改善命令が出ておるのかどうか、それが一つ。
それから、その実態を本省のほうに、あなたのほうに広島の陸運局長から報告があったのかどうか、この二点についてはっきり返事してください。
この発言だけを見る →それから、その実態を本省のほうに、あなたのほうに広島の陸運局長から報告があったのかどうか、この二点についてはっきり返事してください。
小
小林正興#22
○政府委員(小林正興君) 実態調査をいたしまして、なおその原因についても詳細に調べました結果、即刻口頭による指示をいたしたわけでございます。
なお、それによって、その後の状況というようなことについて、現在引き続き調査をいたしまして、必要によっては改善命令ということは当然出さなければならぬと思っております。
この発言だけを見る →なお、それによって、その後の状況というようなことについて、現在引き続き調査をいたしまして、必要によっては改善命令ということは当然出さなければならぬと思っております。
小
小柳勇#23
○小柳勇君 私、行ってからちょうど一カ月ですよ。必要だったら改善命令なんて、そんななまぬるいことで………、だから紛争が絶えないんですよ。
これは読売新聞の記事です。こちらのは山陽新聞の記事でありますが、ひとつ具体的に言いましょう。「許せぬ中鉄バスの間引き運転」「連日タクシー通勤」「利用者代表が地検に告発」「中鉄バスの違法な間引き運転によって利用者は大きな迷惑を受けている」と言って、「会社を相手取り道路運送法違反で地検に告発した。」という新聞記事がありますが、これはしょっちゅう欠便するというわけですね。したがって、タクシーで岡山市内に通勤する、だからタクシー代がたまらない。「しかも間引き運転の影響で、他のバスは逆に満員となり、途中の停留所では”満員通過”で素通りすることもしばしば。中には定期券を持っているのに使えず、二キロ近くも歩いて国鉄吉備線備前一宮から列車か、あるいは相乗りタクシーを利用して岡山市内まで出なければならない事態も出ている」こういう実態ですね。
にもかかわらず、今日まで一カ月間の間調査いたしましたと、口頭で注意しておりますと、場合によっては改善命令を出します。このようななまぬるい指導行政で指導ができましょうかね。しかも国会議員が十名も行って実態を調査しておるにもかかわらず、陸運局長からこういたしました、また会社からもこうやりましたという返事がないということについては全く許しがたい。会社は一体どういうふうな返事をしておりますか。社長から書面か何か来ましたか。
この発言だけを見る →これは読売新聞の記事です。こちらのは山陽新聞の記事でありますが、ひとつ具体的に言いましょう。「許せぬ中鉄バスの間引き運転」「連日タクシー通勤」「利用者代表が地検に告発」「中鉄バスの違法な間引き運転によって利用者は大きな迷惑を受けている」と言って、「会社を相手取り道路運送法違反で地検に告発した。」という新聞記事がありますが、これはしょっちゅう欠便するというわけですね。したがって、タクシーで岡山市内に通勤する、だからタクシー代がたまらない。「しかも間引き運転の影響で、他のバスは逆に満員となり、途中の停留所では”満員通過”で素通りすることもしばしば。中には定期券を持っているのに使えず、二キロ近くも歩いて国鉄吉備線備前一宮から列車か、あるいは相乗りタクシーを利用して岡山市内まで出なければならない事態も出ている」こういう実態ですね。
にもかかわらず、今日まで一カ月間の間調査いたしましたと、口頭で注意しておりますと、場合によっては改善命令を出します。このようななまぬるい指導行政で指導ができましょうかね。しかも国会議員が十名も行って実態を調査しておるにもかかわらず、陸運局長からこういたしました、また会社からもこうやりましたという返事がないということについては全く許しがたい。会社は一体どういうふうな返事をしておりますか。社長から書面か何か来ましたか。
小
小林正興#24
○政府委員(小林正興君) 先ほどの実態調査をいたしまして、会社から正式に報告をとっておるわけであります。なお、その報告につきまして、陸運局陸運事務所で調査をいた、しまして、私どもの手元へ、陸運局長から報告を正式にとっております。
それからなお、先生御指摘の事業計画を確保すべき問題について、これは御指摘のとおり、前々申し上げますとおり、定められたダイヤというものを確保すべきことがバスの使命でございますし、当然法律上事業計画を確保すべき義務は事業者にあるわけでございますので、この点について、私どもはこれを的確に行なうように強制もし、また指導もいたすわけでございます。
ただ当該会社の場合に、先ほど触れましたが、事故原因を詳細に調べますと、百一便を除きまして、残りの百数十便につきまして、毎日数便欠便がなされているという点につきましては、従業員が直前に欠勤届けを出す。したがって予備運転手の確保が十二分になされていない限り防ぎようがない、こういうような状況でございますので、基本的には予備運転手の数をふやすこと、またこれと並んで、そういった直前に欠勤届けを出すというような管理体制、業務の運営の体制では、極端にたくさんの予備乗務員を持てる場合は別といたしまして、欠便は直らないというふうに判断されるわけでございます。なお、それ以外に会社の内部的な問題につきましては、なかなか私どもでもうかがい知れないようなむずかしい労働状況あるいは労務状況になっている点もあると思いますので、こういった点については、私どもといたしましては、労使問題に介入しないという慎重な態度で臨まなければなりませんが、こういった利用者保護の観点から欠便をなくすということについて、最大限の努力をすべきことを会社側に要請しておるわけでございます。
この発言だけを見る →それからなお、先生御指摘の事業計画を確保すべき問題について、これは御指摘のとおり、前々申し上げますとおり、定められたダイヤというものを確保すべきことがバスの使命でございますし、当然法律上事業計画を確保すべき義務は事業者にあるわけでございますので、この点について、私どもはこれを的確に行なうように強制もし、また指導もいたすわけでございます。
ただ当該会社の場合に、先ほど触れましたが、事故原因を詳細に調べますと、百一便を除きまして、残りの百数十便につきまして、毎日数便欠便がなされているという点につきましては、従業員が直前に欠勤届けを出す。したがって予備運転手の確保が十二分になされていない限り防ぎようがない、こういうような状況でございますので、基本的には予備運転手の数をふやすこと、またこれと並んで、そういった直前に欠勤届けを出すというような管理体制、業務の運営の体制では、極端にたくさんの予備乗務員を持てる場合は別といたしまして、欠便は直らないというふうに判断されるわけでございます。なお、それ以外に会社の内部的な問題につきましては、なかなか私どもでもうかがい知れないようなむずかしい労働状況あるいは労務状況になっている点もあると思いますので、こういった点については、私どもといたしましては、労使問題に介入しないという慎重な態度で臨まなければなりませんが、こういった利用者保護の観点から欠便をなくすということについて、最大限の努力をすべきことを会社側に要請しておるわけでございます。
小
小柳勇#25
○小柳勇君 この公衆の損失といいましょうか、損害の補償などについてはどう考えています。たとえばバスに乗りたかったけれども、バスが欠行したからタクシーで行ったと、そういう例がたくさんあると思うけれども、かってに補助運転手がいないから欠便をいたしましたと、そんなことをするなと言いましたと、それだけで済まぬでしょう、問題は。
それでは具体的に言いますが、この国から補助している補助金あるいは市町村が金を出しているこの金、これは欠便のある間停止すべきであると思うが、どうですか。
この発言だけを見る →それでは具体的に言いますが、この国から補助している補助金あるいは市町村が金を出しているこの金、これは欠便のある間停止すべきであると思うが、どうですか。
小
小林正興#26
○政府委員(小林正興君) 補助金は、国の場合はその路線を維持するというようなことのために、本来ならば廃止されるかもしれないというようなものについてこれを維持するために、特定の路線を維持するための補助金でございまして、直接総社営業所にかかる運行系統の欠便と直接の関係があるかどうかという点については、相当疑問があるのではないかと思います。
この発言だけを見る →小
小柳勇#27
○小柳勇君 路線だけを維持したって、バスが動かなければ何にもならない。バスを動かすための補助金でしょう。路線を維持するための補助金じゃないでしょう。そんないいかげんな答弁じゃだめですよ。
政務次官どうですか、聞いておって。これは全く、私の行きましたのは一ヵ月前ですよ。こんなにかってに欠便をするというのに、口頭で通知をいたしましたと、それからまだはっきり自信はない。予備員が足りませんから予備員をふやすように言いましたと、それではいままで受けた公衆の損害については一体だれが補償しましょう。それは国の補助も県の補助も市町村の補助も路線を維持するためであって、バスの欠便は関係ないなんて、そんな答弁は通りませんよ。どうでしょうか。
この発言だけを見る →政務次官どうですか、聞いておって。これは全く、私の行きましたのは一ヵ月前ですよ。こんなにかってに欠便をするというのに、口頭で通知をいたしましたと、それからまだはっきり自信はない。予備員が足りませんから予備員をふやすように言いましたと、それではいままで受けた公衆の損害については一体だれが補償しましょう。それは国の補助も県の補助も市町村の補助も路線を維持するためであって、バスの欠便は関係ないなんて、そんな答弁は通りませんよ。どうでしょうか。
佐
佐藤文生#28
○政府委員(佐藤文生君) この問題につきまして、四月の春闘のまっ最中に私は報告を受けました。ちょうど全国的に、私、タクシー、バス関係で、利用者を中心にものを考えていくという、そういう経営に徹底しなければいろんな問題が起こってくるということをおそれまして、全国的にいろんな調査を私個人で始めておりましたところが、もちろん原局を通じて調査をしましたが、御承知のとおりに北海道では、タクシー問題でフローリアンが小型であるか中型であるか、こういう問題で、いろいろ問題が非常に複雑な問題になりまして、利用者に非常に迷惑をかけるということで、利用者から見てこれは小型であると、こう私は判断をいたしまして、小型の指導体制をとって、一応そういうことで利用者を中心に車種の決定、そういうものをすべきであるということを指導いたした。
そうすると、たまたま九州では大分県の日田のバス会社が、経営者の能力が足らないというか、時代の流れについていくことができなかったといっていいのでしょうか、労務管理が不十分であったために、完全に経営者のほうが経営権を放棄するという、そうすれば働いておるタクシー運転手は路頭に迷わなくちゃならない。組合側が自主運行を始める、こういう問題がまた起こる。たまたまそういう問題が起きておる最中に中鉄バスのこの問題が起こりまして、非常に欠員が多い。国も県も市町村も補助金を出して
〔委員長退席、理事江藤智君着席〕
赤字路線を確保しながら大衆にサービスしていくという、そういう態勢のまっ最中に欠便が多い。その欠便も一日何便か、非常に少ないならば、いろいろそのときそのときの理由があるでしょうけれども、連続して多数の欠便が起こっておるというので、おかしいことだな、こう思っておりましたところ、社会党の皆さん方の調査団がちょうど行かれまして、ひとつ立ち入り検査したらどうだ、こういうような強い要求が現地の陸運事務所にあったことの報告を受けました。
そこで私は、いろんなそういう問題について、ひとつこれは調査する必要があるんじゃないかということで、五月十五日に中鉄バスの神吉常務を岡山の陸運事務所に出頭を命じまして、そうして次の事項の調査を命じました。欠便が非常に多いということで、社会党の調査団も行って実態を調査しているんだ、したがって、その欠便の理由というものを明確に陸運事務所に報告してもらいたい。第二点は、定期点検整備の実施の状況及び不良車の有無についても指摘があったようだから、これもその実態を報告しなさい。この調査命令に基づきまして、五月十六日——翌日、中鉄バスの社長の藤田社長から岡山陸運事務所長に次のとおりな回答がありました。相当数の欠便があるが、その理由としては、働いている従業員の一身上の都合や組合の委員会の出席とかあるいは第一、第二、両方の組合のいろんなトラブル等のために欠便がやむを得ず出たんだと、こういう報告が、一応翌日ありましたので、さらに五月の十六日、同日に会社側の幹部を出頭せしめまして、欠便の状況なり乗務員の確保の状況についての細部の報告を陸運事務所でさせまして、完全運行に努力するように勧告をし、警告を発しました。
五月二十三日に、引き続いて本社の実情調査をいたしまして、欠便の実態、さらに総社線の欠便状況についての調査、それから路線別の調査、そういうものをやりまして、組合のトラブルによらない平常時において欠便しておるような実態が出てきましたので、これもおかしいじゃないか、平常時において欠便したのは一体どういう理由であるか、その理由と、その対策、それから乗務員の、一体必要人員についてはどのくらい必要であるか、こういう確保の状況、こういう問題点につきまして、完全運行ができるように厳重に口頭によって警告しました。
五月二十四日、さらに関係者を呼びまして、その実行可能であるかないかという点をさらに突っ込み、五月三十一日、事務所に再び呼び出しまして、全線の欠便状況と、警告を発した数日間においてどういう処置をしたか、こういうところをさらに命令を発しまして、その方策を実行せしめるように要請しました。
さらに六月七日に、事務所に呼び出しましたところ、先ほど自動車局長が報告いたしましたような内容の各日にちごとにおけるところの欠便と、それから各営業所ごとにおけるところの車両数と組合員数の明確なる報告を持ってまいりまして、たとえば岡山営業所では乗り合い、貸し切りの車が六十八両ある、組合員数は第一組合が五十一名、第二組合が五十六名、合わせて百七名岡山営業所にはいますと、こういったように各営業所ごとに車両数と人員の配置の報告をいたしまして、それから判断して、一体欠便が出るような様相がないではないかと、一体どういうわけだ、こういうぐあい突っ込みましたところ、先ほど自動車局長が言ったように、急にその日になって病気であるとか、そういうような理由でもって欠便せざるを得なかったというようなところが、だんだんと判明したところを追及してみるというと、第一組合と第二組合のトラブルが予想外に激しいと、普通われわれが考えていたような単なる二つの組合があって主義主張は異なっても毎日の勤務状態においては正常な組合運動を行ないつつ勤務しておるんだと、こう思っておったところが、予想外のトラブルがありまして、春闘中第一組合に第二組合から再び再加入したのが六十名に及ぶというようなところも原因いたしまして、これは労務管理が完全に果たされてないと、これではなかなか完全なる運行が、お客さんを中心に運行ができないんだということで、これはじっくりと経営指導といいますか、経営についての改善命令というか、改善指導というか、そういうことをやる必要があるということを判断いたしましたので、陸運事務所長に、私のほうから経営者に対していま少し近代的な経営ができるように、具体的に一つ一つのポイントを押えながら経営の指導をやるべきであるという指令を発しまして、現在続行中でございます。
ところが、いま先生の御指摘のありましたとおりに、国なりあるいは県なり市町村のそういった補助金が出ておるわけであります。したがって欠便によってお客さんに迷惑をかけているんだと、だからこれをひとつ一時停止したらどうか、あるいはそれだけの補助金が出てるんだから欠便した場合においてはお客さんに損害賠償を払うべきだと、こういうお考え方もあると思いますけれども、いましばらく、私は、こういう実態でございますので、経営者に対して経営指導なり改善命令を出しながら正常な会社運営ができるように指導していくのに時日をかしてほしいというのが現在の考え方でございます。
この発言だけを見る →そうすると、たまたま九州では大分県の日田のバス会社が、経営者の能力が足らないというか、時代の流れについていくことができなかったといっていいのでしょうか、労務管理が不十分であったために、完全に経営者のほうが経営権を放棄するという、そうすれば働いておるタクシー運転手は路頭に迷わなくちゃならない。組合側が自主運行を始める、こういう問題がまた起こる。たまたまそういう問題が起きておる最中に中鉄バスのこの問題が起こりまして、非常に欠員が多い。国も県も市町村も補助金を出して
〔委員長退席、理事江藤智君着席〕
赤字路線を確保しながら大衆にサービスしていくという、そういう態勢のまっ最中に欠便が多い。その欠便も一日何便か、非常に少ないならば、いろいろそのときそのときの理由があるでしょうけれども、連続して多数の欠便が起こっておるというので、おかしいことだな、こう思っておりましたところ、社会党の皆さん方の調査団がちょうど行かれまして、ひとつ立ち入り検査したらどうだ、こういうような強い要求が現地の陸運事務所にあったことの報告を受けました。
そこで私は、いろんなそういう問題について、ひとつこれは調査する必要があるんじゃないかということで、五月十五日に中鉄バスの神吉常務を岡山の陸運事務所に出頭を命じまして、そうして次の事項の調査を命じました。欠便が非常に多いということで、社会党の調査団も行って実態を調査しているんだ、したがって、その欠便の理由というものを明確に陸運事務所に報告してもらいたい。第二点は、定期点検整備の実施の状況及び不良車の有無についても指摘があったようだから、これもその実態を報告しなさい。この調査命令に基づきまして、五月十六日——翌日、中鉄バスの社長の藤田社長から岡山陸運事務所長に次のとおりな回答がありました。相当数の欠便があるが、その理由としては、働いている従業員の一身上の都合や組合の委員会の出席とかあるいは第一、第二、両方の組合のいろんなトラブル等のために欠便がやむを得ず出たんだと、こういう報告が、一応翌日ありましたので、さらに五月の十六日、同日に会社側の幹部を出頭せしめまして、欠便の状況なり乗務員の確保の状況についての細部の報告を陸運事務所でさせまして、完全運行に努力するように勧告をし、警告を発しました。
五月二十三日に、引き続いて本社の実情調査をいたしまして、欠便の実態、さらに総社線の欠便状況についての調査、それから路線別の調査、そういうものをやりまして、組合のトラブルによらない平常時において欠便しておるような実態が出てきましたので、これもおかしいじゃないか、平常時において欠便したのは一体どういう理由であるか、その理由と、その対策、それから乗務員の、一体必要人員についてはどのくらい必要であるか、こういう確保の状況、こういう問題点につきまして、完全運行ができるように厳重に口頭によって警告しました。
五月二十四日、さらに関係者を呼びまして、その実行可能であるかないかという点をさらに突っ込み、五月三十一日、事務所に再び呼び出しまして、全線の欠便状況と、警告を発した数日間においてどういう処置をしたか、こういうところをさらに命令を発しまして、その方策を実行せしめるように要請しました。
さらに六月七日に、事務所に呼び出しましたところ、先ほど自動車局長が報告いたしましたような内容の各日にちごとにおけるところの欠便と、それから各営業所ごとにおけるところの車両数と組合員数の明確なる報告を持ってまいりまして、たとえば岡山営業所では乗り合い、貸し切りの車が六十八両ある、組合員数は第一組合が五十一名、第二組合が五十六名、合わせて百七名岡山営業所にはいますと、こういったように各営業所ごとに車両数と人員の配置の報告をいたしまして、それから判断して、一体欠便が出るような様相がないではないかと、一体どういうわけだ、こういうぐあい突っ込みましたところ、先ほど自動車局長が言ったように、急にその日になって病気であるとか、そういうような理由でもって欠便せざるを得なかったというようなところが、だんだんと判明したところを追及してみるというと、第一組合と第二組合のトラブルが予想外に激しいと、普通われわれが考えていたような単なる二つの組合があって主義主張は異なっても毎日の勤務状態においては正常な組合運動を行ないつつ勤務しておるんだと、こう思っておったところが、予想外のトラブルがありまして、春闘中第一組合に第二組合から再び再加入したのが六十名に及ぶというようなところも原因いたしまして、これは労務管理が完全に果たされてないと、これではなかなか完全なる運行が、お客さんを中心に運行ができないんだということで、これはじっくりと経営指導といいますか、経営についての改善命令というか、改善指導というか、そういうことをやる必要があるということを判断いたしましたので、陸運事務所長に、私のほうから経営者に対していま少し近代的な経営ができるように、具体的に一つ一つのポイントを押えながら経営の指導をやるべきであるという指令を発しまして、現在続行中でございます。
ところが、いま先生の御指摘のありましたとおりに、国なりあるいは県なり市町村のそういった補助金が出ておるわけであります。したがって欠便によってお客さんに迷惑をかけているんだと、だからこれをひとつ一時停止したらどうか、あるいはそれだけの補助金が出てるんだから欠便した場合においてはお客さんに損害賠償を払うべきだと、こういうお考え方もあると思いますけれども、いましばらく、私は、こういう実態でございますので、経営者に対して経営指導なり改善命令を出しながら正常な会社運営ができるように指導していくのに時日をかしてほしいというのが現在の考え方でございます。
小
小柳勇#29
○小柳勇君 政務次官、非常に詳しくお述べになりましたが、その政務次官が直接広島の陸運局長に命令されたんですか、あるいは本省の自動車局長からその指導をやられたんですか、どちらですか。
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