大津留温の発言 (建設委員会)

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○政府委員(大津留温君) 災害復旧をはじめといたしまして、公共事業を担当しております建設省としましては、その主要な資材でございまするセメントが、ことしに入りまして出回りが非常に悪くなりまして、したがって、特に中国地方、それから東海地方を中心に、市町村が行ないます災害復旧工事、これにセメントが手に入らないという現象が深刻化してまいりました。このために、本年度中に完成すべき災害復旧事業その他の公共事業がおくれまして、災害復旧事業について申しますと、来年度に繰り越しせざるを得ない額が約六十億円に及ぶと思われますが、このうち、セメント等資材不足による繰り越しが約八割、四十九億円はそれによるという状況で、私どもとしましては、この事態はまことに深刻な事態でございまして、直ちに、これを所管される通産省をはじめセメント協会に対しましても強く申し入れをしたわけでございます。
 この供給不足に至りました原因等につきましては、通産省のほうの御説明を伺うほうがより適切かと思いますけれども、私ども事業執行の立場にある者といたしましては、とにかく生産をふやしていただくことと、それから輸出をやめれるものはやめていただきたい、また、輸入できるものはできるだけ輸入もしていただきたい、それより何よりも、そういったものをほんとうに必要な場所に回していただきたいということを強くお願いしまして、まあ通産当局もたいへんこれに御協力をいただきまして、生産者サイド、需要者サイドの連絡協議会を持ちまして、そういったところには優先的に回すというたてまえで協議を進めてまいっております。おかげさまでその効果も出てはきておりますけれども、しかし、実態から申しますと、まだまだのどから手が出るほどほしいところに必ずしも十分に回ってこないというのが実態でございまして、出水期をもう数カ月後に控えまして、これは何とか、そういう的確な手を打って解決しなければならぬ、こういうふうに考えております。

発言情報

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発言者: 大津留温

speaker_id: 26306

日付: 1973-03-29

院: 参議院

会議名: 建設委員会