小坂善太郎の発言 (商工委員会)
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○国務大臣(小坂善太郎君) 最近、いままで考えられなかったようないろいろなむずかしい問題がたくさん出てまいりました。特に都市問題であるとか環境問題、資源問題、いずれもいままで重要だという指摘はもちろんあったわけでございますが、これほど深刻になってきたのは最近のことだと思うのでございますが、こういう問題を、また今後さらに社会的に経済的にむずかしく発展することも考えられるわけでございまして、これらの問題の解明にシステム的な手法を活用して、広範な専門分野の頭脳を結集した新しいタイプの研究開発機構が必要になるというふうに思っているわけでございまして、こういうシンクタンクというものをつくろうという考え方は、もうすでにかなり前から民間のいろんな研究機構として定着いたしておることは御承知のとおりであると存ずる次第でございます。
政府といたしましても、そういう問題についてあるいは通産省、あるいは科学技術庁等におきまして、たとえば昭和四十四年に経済審議会が、情報化時代の技術戦略、経済社会発展へのシステムズアプローチと題する報告書を発表いたしました。あるいは昭和四十五年に通産省の産業構造審議会シンクタンク委員会が、産業政策科学センター及び科学技術庁のソフトサイエンス総合研究所の構想等を出しましたわけでございます。そこで昭和四十六年、七年度両年度におきまして、政府といたしましても、一億五千万円ずつ予算を組みましてこの問題に取り組んでまいりましたわけでございますが、昭和四十八年度にこれをひとつ具体化しようということで、総合研究開発機構という構想をまとめまして、三十億円の一般予算が計上されました次第でございます。私どもといたしまして、この法律案を御提案申し上げまして御審議をいただきたく存じておる次第でございます。
従来の経過を申し上げますと大体そんなことでございます。