金丸信の発言 (予算委員会第三分科会)

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○国務大臣(金丸信君) 飛騨川の事件で百四名のとうとい人命を失いましたことについてはまことに遺憾、お気の毒の次第でありまして、こういう問題につきまして損害賠償の訴訟が行なわれたわけでございますが、いま御指摘のように、この問題については判決が下ったわけでございます。その判決文は非常に長文な判決文でありまして、私もちょっと見せていただきましたが、とても見切れるものではないということで、ひとまず道路局長にあらゆる角度から検討するようにということで、これを慎重にいま検討をいたしておるところでございますが、ただ、私は政治家であります。私も人間の子であります。血もあります。そういう意味でできるだけここの問題は慎重に対処してできるだけのことは考えなくちゃいかないと、こういう考え方は持っておったわけでございますが、たまたま一方で控訴するというようなことも新聞で私は見せていただいたわけでございますが、ただ私も建設省の今度は大臣という立場で、建設省の職員のあの豪雨の中でいろいろな活躍もし、努力もした、その努力を全然おまえたちの働いたことはその賠償の責任として何の値にもならないと、こういうことになるということになりますと、ことに道路局長という者の立場というものは非常にいろいろむずかしい問題点もあろうと、こういうようなことも考えておったわけでございますが、どちらにしても、私はこの問題は涙もあり血もあるということでひとつ解決しようと、こういう腹はきめておったんですが、控訴されるということであれば万やむを得ないということでございますが。いま私のほうではまだ控訴するなんということは考えておる状況ではない、いま慎重に検討をいたしているところでございます。

発言情報

speech_id: 107115268X00419730409_008

発言者: 金丸信

speaker_id: 2320

日付: 1973-04-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会