金丸信の発言 (予算委員会第三分科会)
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○国務大臣(金丸信君) 実は私は、東京の再開発をやるということは人を間引きすることである、あるいは工場を間引きすることである、あるいは宮城を移すということも一つの方法である。しかし、それとあわせて、国会あるいは行政庁あるいは司法、こういうものをまず率先移すべきだ、こういうような考え方が私をして首都移転という問題に考えをさしたわけでございますが、東京から三、四百万の人口を減らすことによって東京の汚濁した空気もある程度汚染が免れるであろうと、またそれだけの人口を減らすことによって交通渋滞も——また国会あるいは行政官庁あるいは司法というものが別のところへ移ること、あるいは宮城が移ることによっていわゆる交通渋滞も相当緩和されることができるであろうと、しかしそれはまことに言うべくしてむずかしい問題だ、と。だからこのむずかしい問題を、まずやらねばならぬことは、国民が何を考えておるか、全国民のひとつアンケートをとってみるべきじゃないかという考え方、そこで総理府と相談いたしまして一応アンケートをとって、そのアンケートによって——首都は移転すべきであるという意見もありますし、首都は移転してみたって同じことだという意見もあるし、いろいろの意見があるわけでございますが、その意見の大勢というものが、いわゆる首都は移転すべきであるということであるならば、国会の協力も得ながらいわゆる調査会でもつくって、そうして真剣にこれと取っ組んでみたい、こういう考え方が私の発意のもとでございます。