金丸信の発言 (予算委員会第三分科会)

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○国務大臣(金丸信君) 首都を移すということはその中に入っておるという考え方をすべきであるかすべきでないかということも、私の考えの中には皇居は移すべきである——その移すべきであるということはあの宮城の前の広場を見ましても、あの松の木がいわゆる排気ガスのために枯れていくというようなところに陛下がお住まいになるということはあまりふさわしいことではないし、またあの宮城のあれだけの膨大な面積が、あの地下でもけっこうですが、地下でも縦横に道路が走ることができるということになったら交通の便もまた格別になっていくであろうというようなことも考え、あるいはあれが一つの大きな公園になるということになったら、まことに緑のない東京都民のためにいこいの場としていいじゃないかと、こういうような考え方ももって首都も含めてという考え方でございますが、しかし私は、首都は東京から離しちゃいかないということであるならば、せめて行政、あるいは国会、あるいは司法、これだけでも移すことによって東京へのぼってくるお客さん、それだけでも相当な数になってくると思いますし、そういう意味で、それに関連するいろいろな関係の仕事に携わっている人たちもあわせてある程度のものは移っていく、またそういうものが東京にないということになったら、むしろ東京にいるより別のところに移ったほうがよろしいという考え方も出てくるという、いろいろなことを考えてのことでございますが、どちらにしても、国民のある程度のコンセンサスがない限りはやれるもんではないということでは十分承知いたしておるわけでございます。

発言情報

speech_id: 107115268X00419730409_022

発言者: 金丸信

speaker_id: 2320

日付: 1973-04-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会