渡邊健二の発言 (予算委員会第四分科会)
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○政府委員(渡邊健二君) 労災保険の考え方は、先生御承知のように、労働基準法に基づきまして使用者に課せられました使用者の無過失賠償責任、これを保険で担保するということから発足をいたしましたわけでございまして、その後数次の保険法の改正によりまして給付は基準法の災害補償の水準よりも上回っておりますけれども、基本的には、先生御指摘のように、やはり労働災害によって失われました労働能力並びに遺族の被扶養者利益をてん補する、こういう考え方の上に立っておることは事実でございます。しかしながら、最近、無過失賠償責任につきましてもいろいろ新しい考え方が他の部面で出てまいっておるわけでございます。そこで、労災保険につきましても、いままでの考え方でいいかどうかというようなことも含めて検討する必要があるわけでございますが、ただ、根っこでございます労働基準法の考え方等々の関連もあるわけでございます。そこで、先ほど労災保険審議会で制度全般について検討をお願いしているということを申しましたのは、
〔副主査退席、主査着席〕
そういう基本的な考え方から含めまして、この際もう一度手直しをすべきじゃないか、こういうことで、いま全般的な検討を審議会でやっていただいておるわけでございますので、その中では、先生御指摘のような基本的な考え方も含めまして御検討をいただくことに相なっておるわけでございます。