小野明の発言 (予算委員会第四分科会)

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○小野明君 まあ、政府は今度の四十八年度予算で、大臣も御承知のように、国民生活優先、福祉予算、福祉第一年であるというような宣伝をなされております。ところが、一番底辺にあります労働者の賃金が、月わずかな、一日当たりで一千四百五十円八十四銭と、こういうことで、政府のうたい文句とはあまりにもかけ離れておる。それは大蔵との折衝等で大臣もかなりの御努力をなされたとは思いますけれども、あまりに違い過ぎるんではないか。この辺が、さらに私は強い決意でもっと引き上げていくという今後の御努力もあわせてなさらなければならないんではないかと、こう思います。
 具体的に問題点をあげますが、生活保護基準というのがあります。これは大臣、もう御承知のとおりであります。生活保護基準よりもこの賃金が低いわけですね。これは予算の上がり方から見ますと、生活保護基準はここ十年来見ますときに大体一四%近く上がっておる。そのたびに、失対賃金だけは生活保護基準よりも上がり幅が少ない。特に、この三年間を見ますと、生活保護基準は一四%上がっておりますが、失対賃金に至っては一三%、マイナス一%である。ことしはわずかに、いまの大臣の懸命な御努力をしたけれどもということで、〇・二上がりまして一三・二%しか上がっていない。一体、この生活保護基準よりも上がり幅が少ない、国民生活の最低を規定をしております生活保護基準よりも失業対策に働く労働者の賃金が低いと、これは一体どういうことなんですか。(「委員長」と呼ぶ者あり)これは私は大臣に尋ねておるんですから。それは局長は部長か課長か言わなくても、生活保護基準より失対に働く労働者の賃金が低いということぐらいは、これは大臣が答えにゃいかぬですよ。その辺についての見解をいただきたい。

発言情報

speech_id: 107115270X00119730405_034

発言者: 小野明

speaker_id: 28797

日付: 1973-04-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会第四分科会