小野明の発言 (予算委員会第四分科会)

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○小野明君 きめ方が違うという御議論ですが、それは納得できないですね。これは憲法二十五条ですか、すべての国民は健康にして文化的な云々という規定がありますが、この条文を生かすために生活保護という最低基準のものがきめられてきておると思うんです。——これでも問題にならぬけれどもね。それはそういう所得保障というきめ方でいっておるんだけれども、それじゃ失対の賃金のきめ方が異なるからこれはこれでいいんだと、こういう言い方は私ども絶対に納得ができないんですね。たとえば生活保護の二人世帯を見れば、多少は上になっておるところもあります。東京都の一級地の場合四万二千八百七十円ですか。まあ、一人を見た場合にはほぼとんとんの数字である。私は、きめ方が違うからというこの議論は納得ができない。
 さらに、部長が言うのは、職種が似ておる業種から比べてきめてきたと、こういうふうにおっしゃるわけですが、ここに「労働大臣官房統計情報部」、「四十七年八月分」というのがあります。これは「屋外労働者職種別賃金調査結果報告」、労働省のものですよ。まあ、百歩譲ってこれから見ましても、あなたの言うきめ方論からいっても、これから見まして、重作業人夫にいたしましても一人一日平均で二千五百五十九円、これは二種、三種が当たると思いますが、軽作業の人夫、男で見まして二千三百六十五円、失対賃金は一千四百五十円八十四銭、これほどの開きがあります。この作業種別からいきましても、こういうふうに開きがあるのは、これは一体どういうことですか。

発言情報

speech_id: 107115270X00119730405_037

発言者: 小野明

speaker_id: 28797

日付: 1973-04-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会第四分科会