三木武夫の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○三木国務大臣 私も米原委員のような空気を察しましたので、閣議で発言を求めて、石油の危機というものは、ややもすると環境行政というものは二の次にしてもいいのだという風潮があるが、そういう説にはわれわれはやはり同意できない。内閣自体として、石油の危機であろうが何であろうが、環境の保全ということが大きな前提である、そういうことで環境基準を緩和する考えは一切持っていないということを閣議で発言をしまして、閣議の了解を得ておるような次第であります。
 現に、今度の五十年度の自動車の炭化水素や一酸化炭素の規制ですね、いわゆるマスキー法、あのときでもメーカーがやはりいってきますのは、無公害車は石油の消費量が多いというのですよ。それで、石油危機のさなかにこういうことを強行することは、時代逆行ではないかという話があったわけですが、私は石油の消費が少しふえましても、一方においては人間の健康、ひいては生命にも関係をするのだから、そういう理由で排気ガスの規制をゆるめることはできないということで、そういうメーカーの陳情を退けたわけでございます。せっかくこうやって環境というものの保全が大きな国民的関心を得ておるときに、しかもこれはまた健康にも関連をする問題ですから、いかなるそういう事態が来ても環境行政を後退さす考えは持っていないということを申し上げておきます。

発言情報

speech_id: 107204209X00519740220_018

発言者: 三木武夫

speaker_id: 13903

日付: 1974-02-20

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会