春日斉の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○春日政府委員 お答え申し上げます。
 ただいま御質問ございました環境基準の見直し強化が行なわれたと申しますのは、硫黄酸化物、二酸化硫黄の環境基準の見直しを昨年の夏行なったことを、おさしになっているのであろうと思います。御承知のとおり旧環境基準と申しますものは、私ども行政当局、関係地方自治体並びに企業の努力によりまして、ようやく昨年の末の成績によりますと九五%程度の達成率を示したのでございますが、私どもいろいろな疫学的な所見からして、さらに三倍ぐらい強めた環境基準にすべきであるということで、見直し環境基準を昨年夏つくったわけでございます。
 それを達成するのに、達成期間は約五年、こういうふうに告示いたしておりますが、そのためには段階をつけまして、一度に落とすわけにはまいりませんので、K値、K値と申しますのは硫黄酸化物の排出規制の方法でございますが、K値規制によりましてそれを二段階、三段階で達成しようということを試みておるわけでございます。ただし、K値の値を出しますためには、やはり石油の使用量というものの数年先の推定ということが原則になっておりますので、これは御承知のとおり、いまから考えてみれば、石油は余ったではないかとおっしゃいますが、当時の段階では、なかなか推定がつかなかったということで作業が若干おくれておりますが、近くこのK値の改定を行ない、告示をいたします。そうして、硫黄酸化物の排出規制の強化ということを強めてまいるつもりでございます。

発言情報

speech_id: 107204209X00519740220_020

発言者: 春日斉

speaker_id: 13817

日付: 1974-02-20

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会