三木武夫の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○三木国務大臣 この法案は、岡本委員の御指摘のように、北富士演習場の取り扱いについて起こったことは事実です。しかし、その前から富士の周辺の環境保全をしたいという声があって、環境保全に関する法案を希望しておったことは事実なんですね。それをちょうど北富士の演習場の取り扱いという問題があったので、この機会にこれを実現をはかりたいという強い希望が山梨県側に起こったことは事実です。
 それはなぜかといいますと、岡本委員ごらんになっても、地図を見ても、富士の山ろくと湖の付近だけは国立公園になっているのです。ところが富士宮市とか、富士市であるとか、御殿場市であるとか、今度入れようとする地域は全然入っていないのです。ただ湖とか山ろくまでだけでは、富士の周辺の環境整備というものに、やはり少し範囲が狭過ぎますから、だから、それを広げてやろうということでありますが、動機というものは、そういう動機であったわけであります。
 しかし富士山の周辺というものは、これは単に景観ばかりでなしに、何か日本人に霊峰富士といわれるような、ああいう心情的にもやはりほかの地域と違ったところがありますから、それをこういう法律によって、できるだけ環境を整備していこうということは、非常に必要性はあるわけです。生まれた動機というものは、いま言ったような動機なんてす。しかし、法律の内容とするものは——やはり必要な法律である、こういうふうに考えておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 107204209X02319740514_009

発言者: 三木武夫

speaker_id: 13903

日付: 1974-05-14

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会