小林信一の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○小林(信)委員 この法案で何といっても一番問題だったのは、この法案がほんとうに富士を保全するという考えから生まれたのか、この審議の中でたいへんな疑問になりました北富士演習場を自衛隊に使用転換させる交換条件として富士保全法がつくられるのではないかというような疑念が濃くて、元来もっと純粋であるべき自然保護の法律が、単なる演習場使用の交換条件としてつくられるようなことは、これは非常に今後この法律が動いていく場合に、その本来のものが十分に認識されないということが大きな論議であったわけでありまして、そうすればやはりその一番発頭人は官房長官であるわけであります。
 官房長官に対するいろいろな質疑もかわって行なわれたわけでありますが、残念ながら官房長官、いままでお見えになることができなかった。きょうもまた、私は特にきのうお願いをしまして、そういう意味からしても、きょうはどうでもあなたに出ていただかなければならぬ、でなければこの法案が終結することはできないじゃないか。理事会ではどういうふうにきまったか知りませんが、私個人からすれば、少なくとも官房長官が万難を排して最終のこの段階に出て所信を表明し、その誤解を解かなければ、この法律がせっかくの法律であっても生きてこない、私はそういうふうに強く要請したんですが、副長官、決して私は不足に思うものじゃありませんけれども、官房長官の責任を何か疑わざるを得ないような気がいたします。——副長官、来ておいてになるのですか。

発言情報

speech_id: 107204209X02319740514_016

発言者: 小林信一

speaker_id: 27855

日付: 1974-05-14

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会