田付健次の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○田付説明員 まず点火時期制御装置の効果でございますが、わかりやすく申しますと、実は点火時期を調整することによりまして、エンジンの燃焼室の中で発生するガスの割合を変えようというねらいの装置でございます。問題は、どこにポイントがありますかといいますと、ガスが燃えますときの最高温度、これを少し下げよう、これが高いものですから一どうしてもNOxが出るということですので、最高温度になる点を調整して、そのかわり入れました燃料はよく燃やしませんと、これまた不完全ガスが出てまいります。HCとかCOが出てまいりますので、その結果、点火時期を少しずらすということによって最高温度を下げてNOxを減らし、なおかつゆっくり燃やすことによってHC、CO等を減らすというのがねらいでございます。
 私どものほうで聞いております効果の数字といたしましては、したがいまして、点火時期制御装置によりますと、従来のものに比べてNOxが二三%、それから炭化水素が一〇%は減らせる。触媒につきましては、先生もこれは御承知のとおりでございますが、現在のところ、酸化触媒しかございません。したがいまして、これはNOxが取れませんので、どうしてもHCしか取れない。したがって現在の触媒につきましては、HCについて一二〇%減少することができるという効果であるというふうに聞いております。
 なお、先ほどのお話にも関連をいたしますが、もの自体を現在使っている車を対象につけてもらうということになりますと、コストの面も多少は考えないといけません。実はコストは、この触媒は非常に高うございまして、制御装置の約十倍の値段でございます。
 それから、現在つけてあります触媒についてのデータはどうかというお話でございますが、私どものほうで試験をいたしました結果、現在まで型式指定をいたしましたものについては所要の性能が出ているということがわかっております。

発言情報

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発言者: 田付健次

speaker_id: 33673

日付: 1974-05-17

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会