大工原潮の発言 (災害対策特別委員会)
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○大工原説明員 お答え申し上げます。
いま御指摘の急傾斜地の危険個所は、四十七年の大災害を契機といたしまして四十七年の七月、直ちに総点検を実施したわけでございます。全国で六万七百五十六カ所という個所が、調査対象個所として報告されております。
いま御指摘ございましたのは、そういった危険個所につきまして、さらに法律に基づきます指定というふうなことを、順次緊急度に応じまして、指定をしておるわけでございますが、地域住民の説得あるいは調査のために要する経費等ございまして、各府県ごとには多少の差があるわけでございますが、現在指定済みの個所が四十八年の十二月現在におきまして、三千六百十二カ所でございます。で、いま御指摘のあの個所につきましては、調査対象の個所といたしましてあの周辺には二カ所ばかりございますが、あの斜面そのものにつきましては比較的安全であるといいますか人家との距離があったというふうなことから、調査対象個所になっていなかったという現況でございます。われわれといたしましては、できるだけ危険個所につきましては地域住民に周知徹底をはかり、警戒避難体制をとるような指導はいたしておりますが、一応現在までの指導といたしましては、集中豪雨等に対しまして、ある程度の雨が降った場合には避難しなさいというふうな指導でございまして、震災に対する注意というふうな面は多少怠っておったかと思いますけれども、何ぶん今回の災害の状況をあとからいろいろ調査いたしてみますと、非常に瞬間的に起こったというふうなことから、警戒避難につきましても、今後その面では指導をいろいろと検討してまいらなければならないというふうに考えております。