木下元二の発言 (内閣委員会)
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○木下委員 衆議院予算委員会等におけるわが党などの追及によりまして、大企業、大商社が、石油危機による便乗値上げ、やみカルテル、物不足による価格つり上げなど、あくどい手口で大もうけをしていた事実が明らかになりまして、そのために中小零細企業は、かつてない経営の苦況にあえいでおります。大企業の製品値上げによる原材料の高騰、入手難で契約は達成できず、受注、売り上げは減少し、採算は悪化しているという状態に追い込まれております。このために、運転資金が不足しておるのに加えて、昨年四月から五月にわたる金融引き締めで、公定歩合は四・二五%から九%へと高金利になった上、大蔵省通達——これは四十八年十二月二十五日でありますが、この通達による選別融資は、四十九年二月二十八日の通達によりまして、さらにきびしい内容のものになり、中小零細企業者への金融面のしわ寄せば、強まるばかりでありまして、金融上の問題は深刻であります。
この結果、中小企業の倒産は、昨年後半以降増加を続けまして、本年一月には、負債額一千万以上で八百九件に達しております。一月としては史上最高を記録いたしております。二月に至りましては、さらに増加をし、負債額一千万以上のみで八百五十二件と、戦後二番目の高水準を記録いたしております。政府は、この事態をどう考えておられるか、どのように具体的な措置を講ずるお考えであるか、伺いたいと思います。さらにあわせて、負債額一千万以下の中小零細企業の倒産件数も、さらに広がっていると思われますが、調査の結果がありますれば、御報告をいただきたい。
以上であります。