三浦大助の発言 (農林水産委員会)
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○三浦説明員 食品衛生法に基づきまして米のカドミウムの含有量の基準を一PPMと定めた根拠ということでございますが、米のカドミウムの基準を決定する際に根拠といたしました資料は、アメリカのアンワーが犬に行なった実験がございまして、それぞれ一日当たり〇・五PPM、それから二・五PPM、五PPM、一〇PPMのカドミウムを四年間にわたって連日投与いたしまして、すべてのグループにおいて異常を認めなかったいうのが根拠になっておるわけでございまして、この実験におきましてカドミウム濃度が最も高かった一〇PPMの分が体重一キログラム当たり千マイクログラムのカドミウムを摂取したということになるわけでございます。このことは、毎日体重一キログラム当たり千マイクログラムの投与で四年間に特に異常が認められなかったというのが根拠になっておりまして、動物実験の結果を人に適用する際は、これも国際的に通常齧歯類などの小動物の場合は百倍の安全率、それからサルなどの中動物の場合は五十倍の安全率をとるということが常識になっておりまして、この犬の実験の場合はほぼ齧歯類とサルの仲間を考慮いたしまして約七十五倍というふうに考えまして、体重一キログラム当たり十三・三マイクログラムとしたものでございます。これは成人一人当たり六百六十五マイクログラムということに相なるわけでございますが、米以外の食品に由来するカドミウムの最高値が百五十マイクログラム、それから水からも入ってまいりまして、水に由来するカドミウムの量が十五マイクログラムを差し引きますと五百マイクログラムということになるわけでございますが、国民栄養調査、当時の昭和四十一年の実態調査を使っておりますが、これによりますと、米の一日平均摂取量が三百三十四グラムでございますから、これを大き目に見て五百グラムといたしまして、これから五百マイクログラムのカドミウムが入るものといたしまして米のカドミウムの濃度を一PPMというふうに定めてございます。