徳永正利の発言 (運輸委員会)

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○国務大臣(徳永正利君) きのう市川総評議長、それから安恒代表幹事をはじめ全交運の皆さん、国労、動労の委員長さん方、そのほか私鉄の代表の方等がいらっしゃいまして、かねがね私どもは「交通運輸政策要求に関する申入書」というのを前々からちょうだいしておったわけでございます。そしてこれはもう私が代表の方とお目にかかりまして、いろんな内容にわたって事務的に詰める問題もございますから、そういう面については十分ひとつ私のほうの事務と話し合って意見を拝聴したいと、特に安全の問題につきましては、これはもう労使というもの一緒になって確保しなきゃいかぬのだから、そういう問題については、運輸省としても膨大な予算の裏づけが必要な場合には、これは早急にできぬものもあるけれども、十分ひとつ話し合おうじゃないかということで、事務的にいままでもずっと積み上げてきておったわけでございます。
 これは私の考えとしましては、安全の問題であるとか、あるいは過疎対策であるとか、そういうものは春闘を目標にお互いが意見の交換と申しますか、政策の詰めというんじゃなくて、平素からひとつ機会あるごとにそういう話し合いの場を持って、第一線の皆さん方の意見も聞きたいし、また聞かしてもらいたい。全交運の皆さん方も非常にけっこうでございますと、もうそういうふうなお考えなら、私どもも十分そういう点についてお話し合いを進めてまいりたいと、こういうことでございまして、きのうの会見は、春闘にあたりましてのお話し合いとは別に、ごあいさつの中では、いろいろいままで話し合いを積み上げてきて、安全問題あるいはその他の問題についてお話し合いをいただいていることは私どもも非常に多といたしますと、しかし、きょう参りましたのはということで、お話が各組合の代表からあったわけでございます。
 それにつきまして、一挙に私がすぐ回答することのできない問題等もたくさんございますし、特にスト権等の問題につきましては、これは動労、国労からあったんでございますが、これは運輸省としていま直ちにどうこうといって御返事できる問題ではないというようなお話とか、それからわれわれは国民の中でも谷間におられる層に対して、もう少し政府は手厚い処遇をしてもらわなきゃ困ると、国民春闘といわれるゆえんもここにあるんだというようなお話もございまして、これはまあ運輸省でいま直ちにどうこうという御返事もできない問題で、政府としてはできる限りのことをいままでもやってきたつもりであるというような概略大綱的なお話を申し上げまして、まあ個々にわたりましては、それぞれの代表から、たとえばトラックの過積みの問題でございますとか、あるいは運転手のターミナルにおける休養施設の問題でございますとか、まあそういうような要求もございまして、私どもはそういうような可能なものはひとつしかるべき機関にしかるべき人の参加も願って今後検討を進めていこうということで、非常に友好裏に話が進んだわけでございますが、ただ大綱のスト権等の問題につきましては、残念ながら、お察しのとおりの行き違いになったわけでございます。約一時間ちょっとお話し合いをいたしましたが、結局何か聞くところによりますと、政府の態度誠意なしと言って、何かクラブのほうに文書でございますか、置いてお帰りになったということを聞いておりますけれども、話の段階においてはそうじゃなくて、なお今後一そうひとつ御努力も願わにゃいかぬし、私どもできるだけの御協力を申し上げるというお話でございました。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 徳永正利

speaker_id: 7708

日付: 1974-03-26

院: 参議院

会議名: 運輸委員会