小林武の発言 (文教委員会)
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○小林武君 学校図書館の中に先ほど来学校司書という、司書教諭という専門の者を置かなければならぬということと同時に、この司書教諭だけではこれはやっぱり学校図書館の運営というのはできないわけですから、したがって、この新たに提案された法律案では学校司書というのを置いてもらいたいと、こう言っているわけです。なぜそういうことを言いますかというと、現在のところ一万人ぐらいの人が全国にいて、それらの人たちの約小学校では五〇%、それから高校あたりでは二五%ぐらいがこれがまあどこから金を出しているかというと、正当のところから出していない。結局子供の親から集めているとか、そういういわば何といいますか身分のきわめて不安定な、どこから金もらっているのかわからぬような、そういうやり方でやられている。あるいは学校の中の校務分掌の上に出てくるんでしょうけれども、事務職員をそこに流用するというようなやり方をやりますというと、これは常時かわらなければならぬということになる。だからそういうことになりますというと、学校の図書館の業務というものは一つのやはり専門的な業務になりますから、そんなに毎年かわられたんじゃ能率もあがらなくなりますし、図書館の学校における重要さに沿うていくだけの力が出てこないということになりますから、そこで、学校司書という一つの資格を持ったところのものを置かなければならぬということ、それからその金はどこからか集めるというような、そういう父母の負担に訴えるとかというようなことは、これはもうやめるべきであって、正当な教職員としての待遇を与える採用のしかたをするべきだ、こういうのがこのわれわれの出している法律案の趣旨なんであります。でありますから、現在学校図書館というものが、あるいは学校図書館の学校教育の中において果たすべき機能というようなものは、まあ正直なところ言って、まずまず相当なところにいっているなんというのはきわめて少なくて、そうして名前は図書館であっても貸し本屋のちょっと毛のはえたなんていうと悪いですけれども、その程度のものに終わるおそれが十分にある。だからここで抜本的な対策を国がやっぱり講ずるべきだということは、これはもうだれが見てもあたりまえのことだと思うわけであります。でありますから、これは何といっても国の思い切ったこれに対する対策を待たなければならぬ。したがって、こういう法律案を十分御検討いただいて、どうぞひとつきょう皆さんの御賛成をいただいて、これが成立するようにお願いをしたいと思うわけです。