山形栄治の発言 (予算委員会)
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○政府委員(山形栄治君) 簡単に補足的に御説明申し上げます。
今回の値上げ幅は、原油の価格につきまして、通関統計によりまして実績を各社別にはじいたわけでございまして、船積みごとにこれをはじいた実績の平均値によったわけでございます。なお、原油代につきましては、現在暫定仮払いによって輸入が行なわれておりますが、今後産油国と国際石油会社との折衝に伴い追徴金支払いが予定されるのが実情でありますけれども、一応現段階におきましては追徴予定分は算入せず、これをはじいております。
為替レートは、先ほど大臣の御説明にありましたように、一ドル二百九十円といたしたわけでございます。
また、諸経費の増につきましては極力圧縮いたしますとともに、利益は四十八年度上期の半額程度にとどめて、これからの四月−九月の計算をいたしたわけでございます。
この結果、原油輸入代金は、四十八年度上期五千百九十二円−キロリットルに対しまして、一万九千二百八円−キロリットルと、一万四千十六円の値上がりがしておるわけでございますが、これを古い油と新しい油を平均して評価することによりまして減額をいたします一方、原油輸入価格上昇に直結いたしました値上げ要因、その他の値上げ要因を加算いたしますと一万三千七百五十九円と相なるわけでございます。
以上が一応の計算でございますが、今回の値上げは、四十八年十二月の価格水準から幾ら上がるかということが問題でございますので、これを四十八年上期から十二月までの修正をいたしまして、上期における、何といいますか、超過、先取り値上げ分的なものを全部吐き出させるというかっこうにいたしまして、これらの要素を集計いたしまして値上げ幅を八千九百四十六円といたしたわけでございます。この辺の数字につきましては、後刻資料として御提出を申し上げたいと思います。
なお、四十八年の十−十二のいわゆるもうけ過ぎといわれているものでございますが、これも後刻直ちに資料で御提出申し上げたいと思いますが、十−十二の計で、われわれのほうといたしましては、総平均法の考え方に即しましてマクロ的なモデル計算としてこれを計算いたしました結果、六百五億円という計算が出ております。この金額は当然に全部吐き出させるということが今回の一つの基本的な考え方でございます。
なお、これも資料で後ほど全部御配付申し上げますけれども、八千九百四十六円−キロリットルを油種ごとに全部引き上げ限度額というかっこうでガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油と開いたわけでございまして、この考え方といたしましては、灯油とLPにつきましてはこれを据え置く、それから軽油とA重油につきましては、政策的な配慮を加えて等価比率で開いたものよりもこれを低く押えるということにいたしたわけでございます。
なお、いまのは元売り段階の油種の開きでございますが、末端の小売り価格の指導につきましては、元売り仕切り価格の上昇分以上の上昇を認めない、いわゆる経費の増というものは認めないで油代の値上げ分だけでこの際はごかんべん願うというかっこうを基本的な考え方にいたしております。この場合、いま申し上げましたように、灯油とLPにつきましてはこれを据え置くわけでございますが、ガソリン、軽油、A重油につきましては、特に流通マージンの段階におきましてこれを節減をはかりまして、ほぼ七%から一二%程度の節減をはかって、できる限り低くこれを押えるということにいたしたわけでございます。これも後ほど資料をお配りいたしますが、ガソリンのレギュラーにおきましては店頭現金売りでリットル当たり九十四円二十銭、それから軽油につきましては店頭・スタンド現金売りでリットル当たり五十五円、A重油におきましては八ないし十キロリットルのタンクローリーで工場等へ持ち届ける場合、この場合には、遠隔地等配達費のかさむ場合は別途実費の計算があるわけでございますが、原則としてタンクローリーで工場等へ届ける場合にキロリットル当たり二万九千円ということを当面の指導価格にいたしたわけでございますが、これは今後の推移を慎重に見守りつつ標準価格等への移行も検討してまいるということが基本的な考え方でございます。
非常にはしょりましたけれども、簡単に御説明いたしました。
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