中曽根康弘の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(中曽根康弘君) 四十八年末の製品値上げによる石油会社の利益等について結果を御報告申し上げますと、六百五億円の先取り値上げによる利益が出たと見込まれるものは、十月においてマイナス五十八億円、十一月において二百十三億円の黒字、十二月において四百五十億円の黒字とわれわれは算定しております。それで、こまかい数字はあとで御報告申し上げますが、大体マクロ計算によりますと、石油会社全体の四十八年度下期赤字額を算定すると、下期中における元売り仕切り価格を据え置くときは、つまり十二月の水準で据え置いてみた場合に、昨年末の製品値上げによる利益を全額吐き出させ、かつかなりの企業努力を前提しても、千八百四十億円程度の赤字となります。しかし、今次値上げを実施して、その結果、三月は途中で値上げになるわけでありますから、その結果、石油会社全体としての赤字は、九百二十億円程度になるものと推定しております。
 それから、会社別の経理の内容でございますが、これは会社の名前を出すことは控えさしていただきたいと思いますが、代表的なものを申し上げますと、かりにA社といたしますと、三月十八日八千九百四十六円の値上げを実施した場合の会社の営業損益、四十八年度下期の予測といたしまして、大体会社の申し出赤字というものを参考にして申し上げると、値上げを実施したあとの会社の申し出赤字は二百四十六億、A社はそういうことになっております。しかし、赤字額の残額を査定いたしまして、それは精製、管理費、販売費の査定、それから為替レートの調整、それから輸入価格等の見積もり過大、その他経費増の査定等を行ない、さらに償却方法の変更、重役賞与の辞退による赤字解消額等々を入れまして、三月、百五十一億七千六百万円の赤字が残る。B社は同じようなことでやりまして、百四十八億九千五百万円残る。これは中堅以上のやや民族的な性格の強い会社の例でございます。

発言情報

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発言者: 中曽根康弘

speaker_id: 15356

日付: 1974-03-16

院: 参議院

会議名: 予算委員会