島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○島本委員 それで、最近の情勢は、直接には今後、この五十一年度の規制等については、あるいは環境庁の立場あるいは業者の立場、それは十分にわれわれとしても承り、なおかつそれを参考意見として聞いた上で、十分行政に対して私どもは進めさしてもらいたいと思っているのです。また、大いにその点は、がんばるべき点は皆さんのほうで大いに推進させてやってもらいたいと思っているのです。
それで五十一年度の規制、これは技術的に困難であるということを大手メーカーのほうが言い出してきているようであります。それと同時に、暫定値にも当初は難色を示した、こういうようなことを承っているわけであります。
せっかくこれは三木長官の代に環境庁が英断をもって、これははっきりとした見通しの上に立ってきめられたわけであります。しかし、事務段階で判断を避けて、これまた中公審の意見を聞くことにしたようであります。そして東京や大阪、光化学スモックがいま問題になっているような地域では、全面的にこの五十一年規制の実施を自治体が要請してございます。しかし、何としてもこの業界ができないからといって、またそれ以上引っ込んで、そしてもう一回考え直そうとする態度をとる場合には、国の環境行政として国民からこれは疑われませんか。初めきめたなら、それをきちっとやらせるように、これにやはりその立場を貫くべきじゃありませんか。業界ができないからといって引っ込んでしまうようでは、国の環境行政は疑問視されます。現在大手が進めている還元触媒方式、こういうようなものそのものも、マスキー規制の達成のためには正しいのかどうか、それ以外に方法がないのか、中小企業がやっているような技術研究はどうなんだ、こういうようなところまできちっと指導できないのでしょうか。一歩、二歩後退したような印象があるわけでありますが、この点、長官、どうなんでしょうか。