島本虎三の発言 (公害対策並びに環境保全特別委員会)

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○島本委員 なぜ私がこれを長官に念を押して聞いておるのか長官はおわかりだと思うのです。六月の二十日、ちょうど参議院議員選挙の最中でございましたでしょう。田中総理が、五十一年規制についてメーカーが技術的にできないなら、延期もやむを得ないだろう、こういうような発言が高崎でなされておりますね。その新聞報道に三木前環境庁長官がおこって、公害問題は環境庁にまかしてもらいたい、こういうような発言も報道されておりますね。
 この技術上の調査が十分に詰められていない段階で、一国の総理がこういうような発言をした。それと同時に、そのあとの、環境庁に呼ばれた業者の態度が、大手メーカーの場合は、まことにかたかった。そして歩み寄りさえも示さなかった。憤然と、やれるものならやってみろ、こういうようにして席を立っていったということも伺っておるのです。こういうような中で業者が強くなる。それに対して、もっと長官は強くならなければ——田中総理の発言はこういうようにあるわけです。まさにこれ企業寄りじゃありませんか。企業べったりじゃありませんか、この考えは。国民の健康を守る立場から、きわめてこれは軽率だと私は思うのです。長官は軽率だと思いませんか。

発言情報

speech_id: 107304209X00219740821_027

発言者: 島本虎三

speaker_id: 2814

日付: 1974-08-21

院: 衆議院

会議名: 公害対策並びに環境保全特別委員会